熊野古道は世界遺産です。
だから1度は行ってみたいと思うでしょう。
私はもともと熊野古道の伏拝王子の近くが父方の里なもので、近辺にはよく行っていましたし、熊野古道が有名になって整備されてから、伏拝王子のあたりは歩いたことがあります。
大阪からだと日帰りで行くことが可能ですが、どんなルートで、交通手段はどうしたらいいのかを紹介します。
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熊野古道の中辺路に大阪から日帰りで電車で行く
大阪と言っても広いので、新大阪駅からというのと天王寺駅からというのが特急くろしおを使う場合での選択肢になります。
(細かく言えば、西九条駅や日根野駅、和泉砂川駅というのもありますが、本数が少ないので今回は省略します)
所要時間は、新大阪駅ー紀伊田辺駅は2時間10分くらい。天王寺駅ー紀伊田辺駅は1時間50分くらいです。
(それぞれの乗車券ー特別料金(指定席)は3020円ー2450円、2590円ー2450円となります。)
まあ、ほぼ2時間ということでまとめましょう。
新大阪駅の始発が7:33なので、一番早く行っても9:40くらいにしか紀伊田辺駅に着かないです。
そして最終の紀伊田辺駅発ー新大阪駅行は19:56なので、それまでに紀伊田辺駅には戻らねばならないのです。
一番早く行っても残された時間はほぼ10時間ですね。
新大阪駅(天王寺駅)を出る時間により、7:33より遅い時間分が10時間より差し引かれていきます。
そして、紀伊田辺駅から中辺路に向かうのですがそのルートについて紹介します。
熊野古道の中辺路に大阪から日帰りで電車で行く場合の中辺路ルート
中辺路のどこに行くのがいいかと考えれば、やはり滝尻王子というのが思いつきます。
熊野三山の聖域の始まりとされる熊野古道の意味のある人気スポットですから、ここから歩きましょう。
ですので、紀伊田辺駅から滝尻まで行きます、滝尻から入り、胎内くぐり、乳岩、不寝王子を経て
剣ノ山経塚跡までは急な傾斜なので1時間はかかるでしょう、それから高原の里から高原熊野神社まで1時間くらいで、その近辺にある高原霧の里という休憩所でトイレもあるので一休みですね。
滝尻から高原霧の里までは水場や自動販売機が無いので水分を多めに持っていくことが必要です。
高原から311号線の栗栖川へ降りる道があります。
熊野古道の中辺路に大阪から日帰りで行く電車で行く中辺路での交通手段について
紀伊田辺駅からの交通手段ですが、
行きも帰りも路線バスを使う方法と行きは路線バス帰りはタクシーという方法があります。
紀伊田辺駅には早くても9:40くらいなので。
紀伊田辺発のバスは以下のバスしか使えないですね。これ以後だと帰りが苦しくなります。
紀伊田辺発 滝尻着
10:15 10:53
11:35 12:16
12:35 13:16
料金960円
(それに合わせた特急くろしおのダイヤは新大阪駅発 7:33、9:03(9:01 土日祝)、9:32 あたりでしょうか。(天王寺駅には17~18分後、紀伊田辺駅には約2時間10分後))
路線バスで滝尻に着いたら、滝尻茶屋でお食事を済ませるといいでしょう。
食事の時間を含めて5時間くらいあれば十分だと思います。
食後にゆっくりしてから、いざ熊野古道へ、3時間あれば高原露の里に余裕で着けるでしょう。
高原霧の里から栗栖川のバス停までは25分くらいです。
以下の栗栖川のバスのダイヤを考えて移動するようにしましょう。
栗栖川発 紀伊田辺駅着
15:25 16:10
16:26 17:15
17:58 18:50
18:35 19:20
料金1050円
さて、帰りをタクシーにした場合は、料金は高めですが(5600~6700円くらい)。
交渉次第で栗栖川や高原霧の里などに迎えにきてくれるかもです。
白浜第一交通株式会社 申し込み URL:http://www.kumano-travel.com/index/ja/action_ContentsDetail_PlanDetail/id704
新大阪行きの特急くろしおの最終は19:56発(紀伊田辺駅)です。
それ以外のダイヤは以下のとおりです。
紀伊田辺駅発
16:32
17:02
17:39
18:31
まとめ
大阪からですと早く出れば、ゆっくり滝尻と高原の間を堪能することができそうですね。
滝尻茶屋でゆっくり語り部さんのお話を聞くことが可能になるようです。
よければ熊野古道のガイド団体のブログを見てください。
ガイド団体のブログ⇒Kumano Trek