日本ではクリスマスの時期になるとあちこちで見かけるようになるクリスマスツリー。
クリスマスには欠かせない飾りの1つになります。
年中行事の1つとされるクリスマスのシンボルにケーキとともになっています。
クリスマスツリーとは、日本で製作する木の種類と設置のご提案を紹介します。
Contents
クリスマスツリーとは
クリスマスツリーの起源はヨーロッパのドイツにあると言われています。
北欧に住んでいた古代ゲルマン民族が冬至に催していた「ユール」という祭で使われていた樫の木が原型とされています。
樫の木は冬でも葉が枯れないので生命の象徴とされていたようです。
もともとはモミの木じゃなく樫の木だったんですね。
そのころのドイツ人はキリスト教徒ではなく。
後に樫の木をモミの木に変えるとともにキリスト教徒へと変わっていったと言われています。
1410年代にドイツのフライブルクに飾られたツリーがクリスマスに飾る最初の記録である。
その後ドイツ各地でクリスマスに飾られるようになり(1600年代)。
ベルリンには1800年代ごろにクリスマスツリーが伝わったとされています。
イギリスには1840年ヴィクトリア女王の夫(ドイツ出身)の関係から伝わり、1860年ごろイギリスの民間へと広まるようになりました。
アメリカ合衆国にはドイツ移民により1746年に飾られたのが始まりである、アメリカに最初の頃からいた清教徒から反発をうけたこともあったが、次第にアメリカに浸透していくことになる。
日本ではキリスト教徒により広められたクリスマスが、商売としての色合いが濃いイベントとしてテコ入れされるとともにクリスマスツリーも一般に広く浸透していくことになりました。
日本で製作する木の種類
もちろん日本でもモミの木(樅の木)が定番のようです。
モミの木はマツ科の種類に属する常緑針葉樹である。
北は秋田県から、南は屋久島のあたりに分布しています。
日本の特産種となれば、ウラジロモミやドイツトウヒ(アカモミ)等が一般的と言われています。
ウラジロモミは、寒い時期に適していることや、葉の緑と白のコントラストが美しく見えること、樹形が円錐状になることなどで好まれて使われているようです。
ただ、ドイツトウヒはウラジロモミよりも成長が早く、量産が可能なために価格を抑えられるので、実際の流通量はこちらの方が多いようです。
他には、ピケア・プンゲンス・ホープシーという木も葉色や雰囲気がクリスマスツリーに好まれる木です。
ウラジロモミやドイツトウヒは耐暑性(比較的に)や耐寒性に優れているが、大型になることや根が浅く強風に弱いことがあるので庭への植栽には注意が必要です。
ピケア・プンゲンス・ホープシーは耐寒性には強いが、耐暑性にはあまり強くないこと、成長も早くないことが特徴としてあげられます。
設置のご提案
ここは定番のウラジロモミの木を提案します。
栽培されたものを掘り起こし、送ってくれるようです。
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届いたウラジロモミの木をその木に合わせた植木鉢を用意して育てるのはいかがでしょう。
ウラジロモミの木が届いてから、その根に合わせた植木鉢をホームセンターなどで探して、土もホームセンターで購入してもいいでしょう、土質は選ばないのでどれでも良いらしいです。
植木鉢なので移動ができます。
玄関先に置いたり、または室内に飾ったり。
好きなようにできますから、庭に植えるよりも、いろいろと都合がいいですよ。
お手入れは、日照不足にならないように、時々は日の当たる玄関先などに出すようにしましょう。(玄関先に置くことに決めてもいいです)
また、水やりを2日に1回たっぷり根っこにあげるようにましょう。
まとめ
日本の年中行事の1つであるクリスマスのシンボルのクリスマスツリー。
モミの木やドイツトウヒなどが定番とされています。
上記のようなご提案をさせていただきました参考にしてくださいね。