仮想通貨の取引所はいろいろできてきましたね。
選択の自由ができました。
銀行振り込みなどで入金ができ、簡単に誰でも仮想通貨の購入が可能になります。
ただ、出金に制限がかかるようなのです。
仮想通貨の取引所とは、出金の制限とその理由について紹介します。
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仮想通貨の取引所とは
仮想通貨の取引所とは、読んで字のごとく仮想通貨を取引できるところです。
仮想通貨の取引所では銀行口座からの振込、クイック入金、などで日本円の入金が可能になります。
クイック入金では、インターネットバンキングからの入金、銀行ATMからの入金、コンビニからの入金などから選択ができるようになります。
日本円が入金されれば登録している仮想通貨を購入することができます。
取扱通貨なら入金も可能なので、それを入金して他の通貨を購入することが可能です。
銀行口座からの振り込みの場合、最低、受け取る銀行が営業日であることが必要であるので平日しか入金することができません。
それも営業時間内なので、9時~15時までとかいう時間帯だけです。
15時以降になれば翌営業日での入金になります。
それにと比べて、クイック入金の場合は、たいていはいつでも入金が可能になります。
365日24時間可能になるので便利ですね。
ただ、入金手数料が自動で引かれますので手数料が確定します。
200~400円くらいなのでいいかもしれませんが。
私はこの手数料も払いたくないので、普通は銀行口座振り込みで入金します。
住信SBIネット銀行なら条件を満たせば、数回の振込手数料が無料になりますから、それで振込すれば手数料が無料になりますね。
もし、手配し忘れてクイック入金をした場合は少し不都合が出てくるんですね。
だから、事前に銀行口座振り込みで入金することが大事になります。
出金の制限
クイック入金の場合、セキュリティ向上のためとかで入金した金額分の資産の移転が7日間制限されます。
これはどこの取引所でも同じみたいですね。
おそらく、金融庁の指導でそうなっているのだと思われます。
仮に、クイック入金で10万円振り込んだとします。
それをビットコインなどに両替して後に、ビットコインの値上がりで20万円になったとします。
そうした場合は、7日間の制限を受けずに10万円分は送金や出金が可能になります。
要は入金した10万円分が制限されるらしいのです。
制限された分は取引所内での購入には使えますが、外への移動ができなくなるということです。
これは、クイック入金の分に対する制限なので、銀行口座による振込にはありません。
制限を受けたくなければ、銀行口座での振込にしましょう。
その理由について
ではなぜ取引所以外への移動が制限されるのでしょうか?
セキュリティの面でと取引所では書かれています。
近年、インターネットバンキングに不正アクセスして利用者の口座から不正に送金される被害が全国的に急増しています。
コンピューターウイルスやフィッシングメールなどにより不正に利用者のインターネットバンクのIDやパスワードが盗まれて、インターネットバンクに不正アクセスされ送金されるのですが、その送金先に取引所が利用され仮想通貨に交換されて別のところに素早く送金されるのを防ぐ意味合いを持っているようですね。
クイック入金となれば24時間365日いつでも入金できるので犯罪に使われやすいですし、入金後に仮想通貨に交換すればスマホなどのウォレットなどにいつでも送ることが簡単になりますからね。
まとめ
仮想通貨の取引所でのクイック入金では、入金後7日間は入金した金額は他のところに移動できないようです。
これは、おそらく金融庁が、犯罪の防止のための施策の一環で指導していることと思われます。