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5Gとは 4Gと比べてどうなの 速度、容量、接続、遅延などについて

 

 

携帯電話の通信規格は進化が激しかったが4Gは比較的長く上位の座に君臨していた。

 

時代の要請により、その4Gの上のクラスである5Gの出現がまもなくのようである。

 

5Gとはどういうもので、4Gと比べてどうなのか、速度、容量、接続、遅延などについて紹介します。

 

Contents

5Gとは

 

日本では2014年9月に「第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)」が設立され、5Gの技術開発や標準化に取り組んでいる。

 

総務省では、2016年10月に「新世代モバイル通信システムの技術的条件」を情報通信審議会に諮問しており、新世代モバイル通信システム委員会にて審議され、制度整備がすすめられている。

 

4Gの上のクラスの5GはNTTドコモが2020年をめどに実用化を目指している。

 

(2014年5月からはNECや富士通、Nokia、三菱電機、パナソニック、HUAWEI、エリクソン、サムスン電子の8社と連携し、さらに2015年7月22日にIntelやクアルコム、メディアテック、キーサイト・デクノロジー、ローデ・シュワルツの5社と連携している。)

 

auやソフトバンクも導入に向けての取り組みをいろいろ始めている。

 

 

携帯電話の通信規格は4Gまでは進化が激しく頻繁に世代が変わっていた感じがする。

 

その中では4Gは比較的長く先頭であり得たように思えます。

 

その4Gがもうすぐ2番手になる。

 

 

5Gの呼び名は、第5世代携帯電話、第5世代移動通信、第5世代移動通信方式、第5世代移動通信システム、第5世代モバイルネットワークである。

 

世の中の要請に応えて5Gが出ようとしています。

 

 

IoTの実現に向けては、5Gが必然と言われている。

 

いろんなものがインターネットで同時につながり相互に制御するには、そんな5Gが必要なのである。

 

IoT(物のインターネット)とは英語でInternet of Thingsです。

 

意味は、モノとモノとがインターネットを通してつながり、それぞれ会話をして制御し合う仕組みのことです。

 

そんな社会がこれからは標準になるのはそう遠くない。

 

4Gと比べてどうなの

 

世の中の要望に応えて出ようとしている5Gは4Gと比べてどうなのかですが。

 

まあ、IoT実現のためには、まず、データをたくさん運べてかつ速度が速いことである。

 

次に、同時にいろんな機器などにつながること。

 

そして、つながって処理をちゃんと素早くできること。

 

 

だから、4G以上に5Gの要求される条件は

 

「超高速」

 

「超大容量」

 

「超大量接続」

 

「超低遅延」

 

の4つになります。

 

 

「超高速」、4Gよりも速いこと。

 

「超大容量」、4Gよりも大量のデータを取り扱えること。

 

「超大量接続」、4Gよりもたくさんの機器につなぐことができること。

 

「超低遅延」、4Gよりも遅延が起こりにくいこと。

 

なのです。

 

4Gよりもはるかに高いレベルにあるのが5Gなのです。

 

速度、容量、接続、遅延などについて

 

5Gの目標は、

 

 

速度・容量については、4Gよりも20~50倍のデータ通信を実現すること。(できれば50倍)

 

スマートフォンの普及やYouTubeの普及、4K/8K動画に代表される動画コンテンツの大容量化などが高速大容量の通信の必要性を予感させます。

 

高解像度の綺麗な映像配信、VR(仮想現実)などは超高速、超大容量は必然となります。

 

データー量の多い映像を映すために要求されている。

 

 

接続については、4Gよりも10~100倍接続できるようになること。(できれば100倍)

 

スマートメーターなどには超大量接続。

 

スマートメーターとは、電力をデジタルで計測しそのデータを遠隔地に送ることができるメーターになり、

 

いちいち係員が計測に行く手間がなくなります。

 

つまり、各家庭の電力メーターがスマートメーターになれば膨大な数のデータのやり取りが必要になるのです。

 

大量に同時に接続しなければなりません。

 

また、ドローンを使った配送システムを運用するにも、超大量接続は必要とされるのは容易に想像できますね。

 

未来では、これらのもの以外にもいろんなものとの同時接続をこなさなければならないと思われます。

 

 

遅延については、4Gよりも1/10の1ミリ秒ぐらいに抑える。

 

自律走行車(新幹線や自動車など)、ロボット、医療機器の遠隔制御などには超低遅延が必要になりますね。

 

自動運転している車の数台前の自動運転の車がエンジントラブルで停止したときに、瞬時にデータを補足し対応できなければ事故を起こしかねないのです。

 

車より速い新幹線ではなおさらです。

 

このように未来社会の中で4Gより優れている5Gの通信規格は必要とされています。

 

まとめ

 

このような期待を5Gは背負ってします。

 

でも、いくら充分な性能があっても電力やコストがかかったりしてはユーザーの要望に応えられないでしょう。

 

2020年に時代に望まれた5Gが誕生するのを期待しています。

 

参考記事⇒3Gとは 4Gとの違いについてと 終了するって時期はいつ?

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