地球温暖化が進んでいるとかで、毎年、夏の暑さがひどくなっているような気がしますね。
今年は夏日が・・・地方で、**では++℃まで気温が上がり・・・、
など時折、ニュースで流れることもあり。
うだるような暑さを何とか快適に過ごそうといろいろ考えますよね。
季節により住む地方を変えたり、エアコンなどを好き放題で使えばいいのでしょうが。
そんなことを心置きなくできる人は限られているのです。
もともとの住居をどんなものにすれば、夏場の暑い時期に、比較的快適に過ごすことができるでしょうか。
そのことについて、いろいろ考えてみましょう。
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夏涼しい住居とは
夏涼しい住居とはどんなものなのか?
種類と言う点で、一戸建てと集合住宅で比較をすれば、大まかに言えば集合住宅の方が涼しく過ごすことができる確率が高そうです。
ただ、同じ集合住宅でも、最上階の端の部屋と中層にある中寄りの部屋とでは全く違います。
集合住宅の最上階の部屋は一戸建てとほぼ変わらないほど不利だと思います。
集合住宅のメリットと言えば、外気と触れる面が少ないということなのですから。
比較的外気と触れる面積の多い最上階の端の部屋などは不利のように思えますね。
最上階の部屋は眺めが良いというメリット以外には何もないと言っていい。
まあ、その眺めのために高いお金を出して買う人がいますけどね。
そんな金持ちはエアコンの電気代なんて気にしないですから、それはそれでいいんじゃないでしょうか。
光りをたくさん取り入れる部屋がどの方角を向いているのかも夏に涼しく過ごせるかという要素になるように思います。
最近では夏場の日差しが暑すぎて、売れるマンションなどの方角にも変化が起きていると聞いたことがあります。昔は南向きが良く売れましたが、最近は暑さに懲りて北向きや東向きなどが人気があるとか言われています。
涼しく過ごすには夏場の日差しが大きく影響しているのです。
住居の高さも涼しさに貢献する場合もあります、それは、風が吹き抜けることができるかという点です。立地条件によりますが、マンションなんかの高い階層の部屋になると、周りに風をさえぎるものがなくて風が吹き抜けて涼しいとかいいます。
あとアパートとマンションを比べると、やはりマンションですか。
建物の構造が影響することがあります。
軽量鉄骨、重量鉄骨、鉄筋コンクリート(RC)、鉄骨・鉄筋コンクリート(SRC)などがありますが頑丈な構造の方が断熱材も多く使われてたりして、おおむね夏場にも強いと思えます。
例外はあるかもしれませんが、軽量鉄骨<重量鉄骨<鉄筋コンクリート<鉄骨・鉄筋コンクリートの順に快適に過ごせるように思います。
私も昔、ある企業で働いていた時に、会社の借り上げで入っていたアパートが軽量鉄骨造りで夏場に仕事が終わって、夜、アパートに帰るとすっごく暑くって、エアコンがんがんに効かせてもなかなか冷えなかったことを覚えています。
その後、鉄筋コンクリート造り(RC造り)のマンションの高層階に移って、夏場の快適さに驚きましたね。
分譲マンションだったのでよけいに壁の厚さや使用する断熱材の多さがあったのですごく違いを感じたのでしょう。
賃貸のRC造りのマンションならそこまで感じなかったと思います。
賃貸と分譲では違いが顕著ですね。
夏涼しく過ごす暑さ対策は
だいたい、どんな種類の住居で、どのような構造のもの、建物の方角はどれがいいかはつかめましたね。
ここでは、そんな住居に住む場合に追加で役立つ知恵を提案します。
1)サンシェードやすだれを有効に使う。
私はベランダに立てかける大きめのサンシェードを使っています。窓全体を覆える大きさなので、夏の光は中には届かないです。
あまり暑い時は、そのサンシェードに上から水を流して、気化熱を使って涼むこともあります。なかなか快適ですよ。
2)扇風機で室内の空気を対流させる。
空気を対流させると涼しく感じられます、そよ風程度に対流させることが一番快適になるでしょう。エアコンは冷房病にもなりえますから自重するようにしています。
3)できるなら緑のカーテンをベランダに作れれば自然にもやさしくなれます。
朝顔やゴーヤ、パッションフルーツなどで緑のカーテンを作ってみてもいいかもしれません。それができないまでも、植物をベランダに植え育てるのも少しは涼しさを提供できるのかも。
まとめ
夏の暑さに有利な住居は、集合住宅で建物の構造がしっかりしていて断熱材が多く使われているもの、そして方角は北向きか東向きのようです。
有利なところに住んだ上でちょっとした工夫をすれば、夏を涼しく過ごすことが可能になるでしょう。