京都にはたくさん世界遺産がありますが、
他府県の世界遺産にたまには行ってみてはいかがですか。
お隣の奈良には、よく行くかもしれませんが、和歌山県の高野山へ行くのはいかがでしょうか。
今、京奈和道路が整備されてきたので、比較的早く簡単にたどり着くことができます。
京都から高野山に行く 自家用車でのルートとアクセスポイントについて紹介します。
Contents
京都から高野山へ行く
京都から和歌山県の高野山に行くには、電車、バス、自家用車などがありますが、
数人で行くし、自由に旅程を組みたい場合は、自家用車を選択する方が良いでしょう。
ただ、他府県のことなので渋滞とかがわからないので、心配に思えるでしょう。
そのことを考えれば電車が良いように思いますが。
時間にしばられるのが嫌で、多人数でウロウロするのが嫌な人は自動車を選択ですね。
最近、京奈和自動車道もかなり整備されてきたので、その自動車道を有効活用したら割と短時間で簡単に行けるようになりました。
余程の渋滞がない限り3時間あれば高野山に着くことができます。
朝6時に出れば9時には高野山に到着です。
高野山に行くには冬場(11月~4月)はスタッドレスタイヤの装着が必須です。
早めの装着が安心です、下が晴れていても、上では雪ということがあります。
装着しないのであれば事前に高野山の天気を調べておきましょう。
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自家用車でのルート
上鳥羽ICか城南宮南ICで阪神高速8号京都線にのります。
阪神高速8号京都線からそのまま真っすぐに第二京阪道路に入ります、八幡東ICを過ぎて八幡京田辺JCTで左の方の京奈和自動車道の城陽JCTに向かいます。
城陽JCTでは右方向の田辺北ICに向かいます(奈良方面)。
そのまま京奈和自動車道を走ります。
すると木津ICで奈良バイパスに合流しますので、奈良バイパスを南下します。
約15km走ると、西名阪自動車道(郡山IC)とクロスするようにまた京奈和自動車道(ここからは無料)がありますから、表示板に注意しながら(左車線をキープします)京奈和自動車道にのるようにします。
そのまま京奈和自動車を約10km走っていったん橿原北で一般道に降りることになり、道なりに約5km走るとまた、京奈和自動車道にのることになります。
そこからは高野山の登り口の近くにあるICまで走ります。
平成29年に御所南ICと五条北ICの間の京奈和自動車道が開通予定したのが大きいです。
時間的には20~30分は縮まったし、距離も少しは縮まりました。
有料道路料金
有料道路は阪神高速8号京都線と第二京阪道路、京奈和自動車道(城陽ICから木津ICまで)です。
阪神高速8号京都線:上鳥羽ICから第二京阪との接続部まで 通常料金460円(ETC休日310円、ETC平日通勤(6-9,17-20)310円)
第二京阪道路、新名神高速道路:阪神高速接続部より城陽ICまで 通常料金680円(ETC深夜(0-4)480円)
京奈和自動車道:城陽ICから木津ICまで 通常料金620+100=720円(ETC休日・深夜(0-4)・平日朝夕(6-9,17-20)430+70=500円)など
休日(6-24)にETCで走れば、310+680+500=1490円(片道)が必要です。
アクセスのポイントは
高野山に行くポイントとしては、どの位置から高野山に向かうかということがあります。
京奈和自動車道の橋本IC、高野口IC、紀北かつらぎIC(またはかつらぎ西IC)の3ヶ所の近くにそれぞれ高野山へとのぼる道があります。
京都から向かった場合は一番近いICは橋本ICになりますが、そこから近い371号線の道はくねくねしていて道幅も狭くて走りにくいように思います。
次にある高野口ICに近い、南海高野線沿いの九度山町役場の近くを通る370号線の道も若干走りにくいように思います。
高野口ICと紀北かつらぎICの間にある県道109号線も高野山に行けますが走りにくいので避けた方がいいでしょう。
一番遠くにある、紀北かつらぎIC(またはかつらぎ西IC)に近い480号線を使う道は、他に比べてまだ走りやすい道のように思います。
480号線は高野山としても推奨するルートで、道幅が広くガードレールがある初心者が安心して走れるルートです。
その走りやすい道をチョイスすると、
京都からだと紀北かつらぎICでおります。
おりて突き当りに紀北かつらぎIC南という信号があります。そこを左方向です。
約0.9km走ると佐野東という信号がありますから、そこを左方向です、300mほど走ると自然と右に曲がることになり、あと700mほどで笠田東の信号がありますから、そこを左方向です。
ここからは(480号線)標識で高野山と示されていますからそれを頼りにほぼ道なりに走れば高野山に着きます。
(佐野東の信号を真っすぐ行っても、700mくらいで笠田駅前という信号がありますから、そこを左に曲がっても笠田東の信号に合流できますから、そこを真っすぐ行きましょう。こちらの方がわかりやすいかもしれないですね。)
笠田東から高野山に向かうと、最初はのぼりが続き途中でくだりに変わります、そしてまたのぼりはじめます。
再度、のぼりはじめて途中2ヶ所のトンネルをくぐります。
最後の長い目のトンネルを出て少しくねくねと走ると、矢立という信号のある三叉路に当たります。
この三叉路の左には高野口IC近くののぼり道がつながっています。(370号線)
高野山へはこの三叉路を右方向に行きます。
ここからは、くねくねして道が狭くなるところもあります。
高野山の入り口である大門が近づくと高野山ケーブルの終点高野山駅に向かう道がヘヤピンカーブでつながっています。
のぼりでもくだりでも間違ってそこに入ることはないですね。対向車があれば入りにくいです。
紀北かつらぎICを出てから、大門までは22~23kmのあたりになります(所要時間約40分)。(矢立の信号からは約7.7kmです。)
大門のところを左に曲がらずに真っすぐ行けば別のところに行ってしまうことになりますから、必ずここを曲がりましょう。
矢立から大門の間はくねくねで見通しの悪いカーブが続きますから、運転には注意してくださいね。
高野山は山奥にありますから、このような道が多少はつきものです。
高野山は、道中が急こう配や急カーブが多いためか自家用車よりも他の交通機関を利用する確率が高い観光名所になります。
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大小さまざまな駐車場があり、ほぼ無料で収容台数の合計は900台以上(土日祝の場合、平日に閉っているものがあるため)にもなります。
ほとんどの駐車場にはバス停やトイレが整備されていて、使い心地がいい駐車場と言えます。
イベントや祭事などがあるとき、紅葉の時期の土日祝日やGW、お盆、年末年始(12月31日~翌年1月3日)は混雑しますから早めに訪れることを心がけましょう。
そうですね、紅葉の時期の土日祝日やGW、お盆、年末年始などは午前9時前から混雑し、満車になることもあります。
中の橋駐車場や金剛峯寺前、中門前などの人気の駐車場はすぐに満車になる傾向があります。
なので午前8時以前に高野山に到着して希望の駐車場へ行くか、臨時駐車場以外なら前日からの車中泊という手もあります。
(大門南駐車場では車中泊がよくみられます。)
土日祝などの混雑時に遅くから高野山へ行く場合は、高野山のメインストリート(県道53号線)の渋滞を考慮して、大門のところからメインストリートに入らずにやり過ごして、お助け地蔵の横を通りすぎ、高野山道路(371号線)の方に行きましょう。
大門から数百メートルで収容台数の一番多い(200台)大門南駐車場があります。(大きい駐車場は空いている可能性がある)
または、そこをやり過ごし高野山道路(371号線)を走って奥の院の方に行くと2番目に大きな(186台)中の橋駐車場があります。(こちらは人気があるので比較的早く満車になります)
この2つも空いていれば24時間無料でとめられます。
以下のサイトから駐車場マップがダウンロードできます。
駐車場マップ⇒高野町役場公式サイト
大門南駐車場か中の橋駐車場に車をとめて、高野山の中を散策して、中の橋駐車場か大門南駐車場まで行けば、そこで南海りんかんバスに乗って車をとめた駐車場まで戻るようにするのが良いと思います。
混雑時は自家用車で移動は面倒です。
イバントや祭事のない平日なら自家用車で移動もできるでしょう。
大門南駐車場や中の橋駐車場の近くには大門南駐車場バス停、奥の院前バス停があります。
奥の院前⇔大門南駐車場の料金は340円です。
高野山内路線バス運賃表⇒南海りんかんバス
土日祝の大門南駐車場から奥の院前に向けてのバスの最終は15:19です。
土日祝の奥の院前から大門南駐車場に向けてのバスの最終は17:08です。
事前に確かめて計画的に観光しましょう。
総走行距離:134km(片道)
上鳥羽ICから紀北かつらぎICまで約111km(所要時間約2時間)
紀北かつらぎICから高野山入口(大門)まで約23km(所要時間約40分)
まとめ
京都から高野山へ自家用車で行くとなると時期によってはスタッドレスタイヤの装着を考えましょう。
渋滞がなければ、3時間くらいで高野山に到着できます。
京都からだと阪神高速8号京都線、第二京阪道路、京奈和自動車道を使うことが良いでしょう。
距離的にも時間的にも料金的にも最適です。
京奈和自動車道の紀北かつらぎICからのコースがおすすめです。
かつらぎ西ICからの場合は道が狭くなるので運転が苦手な人には苦痛でしょう。