アジアのハブ空港の1つである香港国際空港はトランジットでも利用することがよくありますね。
もちろん、香港に旅行する時も利用します。
そして香港国際空港でも香港に入国しても、香港での買い物などに香港ドルを使うことがあります。
香港国際空港で香港ドルを調達する、SONY BANK WALLETを使って中国銀行のATMで出金する場合についてレポートします。
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香港国際空港で香港ドルを調達する
啓徳空港の代わりに1998年7月6日に開港した香港国際空港はアジアのハブ空港とも呼ばれています。
2001年から2005年まで、世界のベストエアポートに選ばれた空港で、旅行者にとって便利なようになっていると言われています。
ただ、夜遅い時間に空港内で、調べものなどをしようとすると、場所によって案内所に人がいなくて困ることもあります。
夜遅い時間になるまでに調べておくほうが無難です。
香港国際空港に着いて、香港で観光や食事、買い物などを済ませるために、香港ドルを調達するには、
香港に入国してからよりも空港内でするほうがよさそうなので空港内で調達しましょう。
空港内に設置されているATMで、クレジットカードによる出金かデビットカードによる出金、あるいは両替所で両替などができます。
両替所は手数料が高いのでできれば避ければいいでしょう。
クレジットカードによるATMでの出金はその場でできますが、デビットカードによる出金は事前に口座に香港ドルを入れておくほうが良いこともあるようです。
為替レートの変動しだいだと思います。
今回、デビットカードの1つであるSONY BANK WALLETで香港ドルの出金を試してみたのでレポートします。
SONY BANK WALLETを使う
為替コストを安く済ませる方法で、ソニー銀行を使う方法があります。
通常、香港ドルでは為替コストが9銭ですが、
ソニー銀行の場合、Club Sという優遇プログラムがあり9銭以下での両替もあり得ます。
優遇内容
ステージなし | シルバー | ゴールド | プラチナ | |
香港ドル円為替コスト | 9銭 | 7銭 | 6銭 | 5銭 |
Gの無料回数 | 0回 | 月1回 | 月3回 | 月5回 |
G:Sony Bank WALLETの海外ATM利用料
各ステージの条件は
シルバー:月末の総残高300万円以上か、外貨預金の積立購入が5万円以上/月か、投資信託の積み立てプランが5万円以上/月
ゴールド:月末の外貨預金残高と投資信託残高の合計が500万円≦<1000万円
プラチナ:月末の外貨預金残高と投資信託残高の合計が1000万円≦
住宅ローン残高があれば一定期間(5年)1ランクアップ、FXの取引が1000枚以上/月でも1ランクアップがあります。
詳細はソニー銀行のHPにて URL:http://moneykit.net/
SONY BANK WALLETでの出金については為替コスト以外に手数料がかかります。
1)事務処理手数料:1.76%/1回 海外ATMから現地通貨を引き出す場合
2)海外ATM利用料:216円/1回 海外ATMから現地通貨を引き出す場合で外貨口座未開設の場合(香港ドルを含む対象10通貨に限る)
3)現地ATM設置期間利用手数料:所定の設定額 現地ATMで所定の設置機関の利用手数料を設置している場合
つまり、ソニー銀行で両替した香港ドルを香港ドルの普通預金口座に入れておけば、香港ドル口座開設済みなのでSony Bank WALLETの海外ATM利用料は不要になります。
なので海外ATM手数料として、事務処理経費(1.76%/1回)、場合によって現地ATM設置期間利用手数料がかかる場合があります。
中国銀行のATMの場合は
中国銀行のATMが目についたので、試しに出金しようとしてみました。
英語と中国語で操作が選べるようです。中国語がわかりにくいので英語で操作することにしました。
すると最低額が500香港ドルであることが判明。
しかたがないので、500香港ドルを選択して、出金確定しました。
500香港ドル1枚出てきました。
明細書はこれです。
後にソニー銀行で確認したら、出金手数料は8.8ドルでした。
たぶん、事務処理手数料:1.76%/1回ですね。(8.8ドル=500x1.76%)
中国銀行のATMでは現地ATM設置期間利用手数料は無料のようです。
レートが14.41円(2018年10月26日時点)としたらその手数料は126.808円です。
ほぼ7200円分出金するのに127円の手数料がかかったようです。
両替所で両替すると香港ドル1ドルあたり約1円くらい高く両替になるので、500香港ドルの場合はソニー銀行でのレートにくらべ約500円くらい高くつきます。
つまりは為替レートが同じならSONY BANK WALLETでの出金がやすくつくということです。(500-127=373円)
ソニー銀行での預金額が多ければもっとお得に両替できますからもっとお得に両替ができます。
ただ、ソニー銀行での両替時と香港国際空港での両替時のレートがどうなのかが重要ですけどね。
仮にソニー銀行で香港ドルを14.4円で両替して、現地で円高になって13円になれば現地でのほうがお得かもしれないです。
これは運を天に任すしかないですね。
ソニー銀行でのレートを覚えておいて、
もし、空港でのレートが安いようなら、SONY BANK WALLET内の香港ドルはそのままで、両替所で両替を試みましょう。
まとめ
ソニー銀行で香港ドルの普通預金口座を開設して香港ドルを入金しておけば、
SONY BANK WALLETでの香港ドルの出金を香港国際空港にある中国銀行のATMでしたところ、事務処理手数料(1.76%/1回)だけで出金できました。
ソニー銀行での両替よりも現地での為替レートが円高にふれていなければ、SONY BANK WALLETで出金するのがお得になります。
参考記事⇒ドルに円から両替するには お得な方法と 準備の仕方について
参考記事⇒香港国際空港でのトランジェット時の宿泊施設 トランジット レスティング ラウンジ バイ エアロテルの場所と設備について