プールで泳いだときに、鼻に水が入り、”ツーン”となった経験がありますよね。
そのため、鼻うがいというと”痛い”というイメージがあるのではないでしょうか?
ちゃんとしたやり方で鼻うがいをすればそんなこともなくすっきりできるものです。
鼻うがいは健康にはおすすめです、そのやり方と効果などについて紹介します。
Contents
鼻うがいとは
鼻の奥に入り込んだ雑菌や花粉、ハウスダストなどを洗い流す「鼻うがい」が健康を維持するのに効果的です。
鼻には、においを感じることや、鼻に入ってくる花粉やウイルスなどの異物を取り除く機能があります。
空気の悪いところでは、よく鼻毛がのびますね、それは鼻の中に大きな異物が入るのを妨げるためです。
また、鼻粘膜には小さな異物をとらえて、鼻粘膜の繊毛により外へと排除する作用があります。
この2つの働きで外敵から身体を守っているのです。
花粉は地域によって変わることがありますが、1月~4月くらいがスギ、3月~5月くらいがヒノキ、5月~10月くらいがイネ、8月~10月くらいがフタクサの飛散する時期です。
最近の住居の気密性の向上からハウスダストは年々増加傾向で、ウイルスは地球環境の変化の中で年中浮遊するようになっています。
体外から侵入するものが多かったり、鼻粘膜が乾燥していて排除がスムーズにできなかったりすると、
それらの異物は粘膜に入り込んで、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状がでてきます。
このようにして、なんとか排除しようと症状がでますが、それもかなわないと花粉症や感染症などにかかることになります。
健康から身体を守るために、多い異物の侵入を排除したり、鼻粘膜を乾燥から守る鼻うがいは必要と思えないでしょうか。
鼻うがいの道具について
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私はこれを購入して使っています。(一つの例です)
自宅であるものでも簡単にできます。
要は鼻に液体を注入できるものがあればいいのですが。
それ用に作られたものを利用するのもいいですね。
実際にはネットでも鼻うがいの道具はいろいろ販売されています。
お好きなものをお使いください。
やり方と効果
鼻うがいをする洗浄水は生理食塩液が最適です。
体液と浸透圧が同じ0.9%の食塩液が生理食塩液で、鼻にしみないし痛くありません。
市販の鼻うがいの器具には専用の洗浄液が付いていますが、生理食塩液でも充分です。
きれいな水100mlに0.9gの食塩を溶かせば生理食塩液のできあがりです。
食塩はできるだけ自然のものがいいようです。(添加物が混じっていないもの)
たとえば、ヒマラヤの岩塩など。
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私はお手軽な「瀬戸のほんじお」を使っています。
洗浄水の温度は体温と同じか少し温かいものがいいです。
洗浄水を自宅で作るには、きれいな水に食塩0.9g(水100ml当たり)を溶かしそれを一度沸騰させて人肌まで冷まします。
鼻うがいでは中耳炎に注意が必要なのでこのようにする方がいいでしょう。
鼻うがいをするときは前かがみの状態がいいでしょう。
鼻から入れるときは鼻粘膜を傷つけないようにゆっくりと入れます、出すときもゆっくりです。
洗浄水を入れているときは唾液や洗浄水をのみ込まないように注意しましょう。
鼻腔に洗浄水が残らないようにケアしましょう。
鼻と耳はつながっているので、雑菌の入った洗浄水がいかないように配慮すべきなのです。
鼻うがいの頻度は1日3回までにしましょう。(鼻粘膜を傷つけないため)
まとめ
日ごろから健康に注意していることはいいことです。
中には、お金がたくさんかかったり、面倒だったりすることがありますが、鼻うがいはお手軽ですね。
やり方などに注意してやれば誰でも簡単に始められます。
簡単に始められる健康習慣をやってみてはいかがですか。