日本ではお金に関することがタブー視される風潮があり、昔から、お金に関する教育はなおざりにされてきたような気がします。昔、「江戸っ子は宵越しの金はもたねえ~」とか言ってたらしいですね。今は東京の人はどうでしょうね。まだ、日本人の中にはお金に前向きな気持ちが持てない人もいるのだと思います。それを、少し反省し、こういう資格ができたんだろうなと私は思っています。
ファイナンシャル・プランナー(FP)技能士は読んで字のごとく、金融に関係するプランを立案する者ですね。あくまで、プランを立案し、アドバイスを行うだけです。税理士業務や弁護士業務などに踏み込んではいけません。顧客の資産に関する情報をもとに、ライフプランやニーズに応じた貯蓄、投資、保険、税務、不動産、相続、事業継承などの資産相談をするプロフェッショナルのことをFP技能士と呼びます。
中小企業診断士と同じく、独占できる業務というのがありません、つまりは、顧客に求められるFP技能士になるには、しっかりとした知見を磨き、あらゆる角度からの適切で有益なアドバイスができるかが重要となります。名称独占資格(その資格を持っているものしかそう名乗ることができない)であるFP技能士には1級、2級、3級があり、そのFP技能士資格の中で入門編と言えるのがFP技能士3級となります。
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FP技能士3級を受験するには
FP技能士3級は、1級と違って実務経験を必要としません。誰でも受験する資格があると言えます。個人がFP業務に従事しようと思えば受験できます。入門編なので、比較的に広く浅くであるように思えます。いろいろ勉強する良いきっかけになります。
試験は年3回あります。5月と9月と1月です。ちなみに2017年度は5月28日、9月10日、1月28日です。一般社団法人 金融財政事情研究会や日本FP協会などのホームぺージにいろんな詳しい情報がありますので見ておいてくださいね。2級と3級は3回ともにありますが、1級は9月と1月の2回で学科試験だけです。1級の実技試験は別の日に2回(6月と2月)されますが2級や3級などは5月、9月、1月の3回とも当日午後に受けられます。
私が受験したのは金融財政事情研究会のFP技能士3級で実技は個人資産相談業務のものでした。ちょうど、資産運用に興味が出てきたころだったので、そういう選択をしました。
FP技能士3級を受験した目的は?
私がFP3級を受験した目的は、自身のファイナンシャルリテラシーを高めたいと思ったからです。金融に関する情報に詳しくなることで、税金や保険、不動産などの知見を広め、身近な人にいろんなアドバイスができればという気持ちがあったからです。
いろんなことを自分で考えることができるというのがカッコイイなと思っていました。まあ、資産運用も、ちょうど考えていたころだったので、この資格はちょうどいい勉強になりました。これらが私がこの資格を取ろうとした理由です。
FP技能士3級の勉強はどうしたか?
環境がこの勉強に集中できる状態だったので、集中して勉強していました、ちょうど日常で関わっていることも多かったので(資産運用など)、すんなりと吸収できたような気がします。
まずは、ある1冊の参考書と問題集を買って、参考書をまず読破して、問題集を解いていきました。参考書は特に寝る前に読むようにしていました、寝る前に見たものは記憶に定着しやすいとか言われていたので。興味があることだったので、すんなり入ってきたのかもしれませんが、覚えるのが早かったですね。
私の場合、4月から勉強し始めて、約6ヶ月後の9月に受験しました。自己採点で学科試験はほぼ満点でしたが、実技がいくつか失点がありました。ちょっとヒヤッとしましたが合格できました。学科は参考書の暗記でいけそうですが、実技は問題をたくさんこなすほうが良いみたいです。
まとめ
FP技能士3級の受験での勉強は、金融に関する知見を拡げてくれると思います。ファイナンシャルリテラシー高めることにより、周りの友人や知人に有益なアドバイスができるようになるでしょう。
周りのあなたに対する見方も変わってくるかもしれませんよ。受験してみてはいかがですか。