お彼岸は、毎年の「春分の日」と「秋分の日」を中日として、前後3日間を含む7日間のことを言います。
毎年の「春分の日」や「秋分の日」は前年の2月1日に発表されています。
聞くところによれば、天文学的な要素で決められるんだとか。
だから、年によって日が違うのでお彼岸は一定ではないのですね~。
前年の官報に掲載されているので1年前にはいつが春のお彼岸・秋のお彼岸であるのかはわかりますよね。
まあ、カレンダーを買えば「春分の日」と「秋分の日」が書かれているから、それでわかりますけどね。
そのお彼岸にお供えする花の種類とよく使われる花、長持ちする重宝する花?を紹介します。
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お彼岸にお供えする花の種類は
とげのあるものや匂いのきついもの、毒のあるものなどがNGとか言われていますね。あとは地域によっては花の種類や色などに決まりがあるとか言われています。
そういうものに該当しなければ、故人の好きだったお花で差支えないと思いますよ。
菊、
カーネーション、
ガーベラ、
トルコキキョウ、
ケイトウ、
胡蝶蘭、
白百合、
ピンポンマム、
春なら
アイリス、
スターチス、
スイートピー、
秋なら
キキョウ、
リンドウ、
などいろいろあります、
あと、お花屋さんがアレンジしたお花のセットもあるので選択肢は豊富にあります。
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お彼岸によく供えられる花は
お彼岸に限らずお供えされる花としては菊が多いでしょう。派手じゃない白とか淡い色のものをね。(赤はNGかもね)
菊は水持ちが他の花に比べて良いというのが理由だそうです。
他は、カーネーション、ガーベラ、トルコキキョウ、ケイトウ、春のお彼岸ならアイリス、スターチス、などがよくお供えられているようです。
あと、ピンポンマムというお花も花びらが落ちにくくお供えするのは好都合な花らしいので、これからは需要が伸びる予感がします。
長持ちする花は
高野槇(こうやまき)が水持ちが良い供花です。
和歌山県の高野山に良く育っていることから「高野槇」と命名されたと言われています。
高野山真言宗の総本山である高野山では霊木として扱われているものなのです。
私の里でもよく仏壇やお墓にお供えされることがあり、お供えする花の中ではすごぶる水持ちがよくて、夏場なんかでも、他の花はすぐダメになりますが高野槇は結構耐えてくれます、冬場では1ヶ月ほどもってくれます。重宝します。
パッと見は「松」かなと思わせるもので、花じゃないじゃんと思ってしまいますが供花なんですね。高野山の霊木ですからね。
葉の部分が松よりも太くつるんとした光沢を持っています。ちょっとふっくら感を感じるのは私だけでしょうか?香りも森林浴を思わせるような感じで嫌じゃないですね。
和歌山などでは、みんなでまとめて買って分け合って使うことが多いようです。
頻繁に供花の手入れに行けないような時には大活躍してるみたいですね、仏に供える花の代用としてね。
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まとめ
とげのあるもの、匂いのきついもの、毒のあるものとかに注意しとけばいいんでしょうね、あと、地域的な習わしというようなものにさえ気を付けとけばいいんでしょう。それらの条件を満たした上で、故人の好きなものを選んでいればいいのでしょう。
まあ、といっても上記の条件というのは、あくまでも一般論なので、どうするかはあなた次第です。
また、故人の好きなものがわからない時は、定番の「菊」などを選んでもいでしょうし、もっと長持ちするものをと言う場合は、高野槇でもいいでしょう。そんなに固く考えずに、都合の良いお花などをお供えしておけばいいのだと思いますよ。故人に対する気持ちさえちゃんとしてれば許されるんじゃないでしょうか。