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熊野古道で初心者におすすめ 京都から日帰りコースと詳細について

 

 

 

熊野古道が世界遺産に登録され、いろいろ取り組んできたことが花開き、

外国からの個人の観光客を呼び寄せることができて観光が順調のようです。

 

そんな熊野古道に行きたいけど、ちょっと敷居が高いから行けないな~と

思っているあなたに、初心者でもおすすめな京都からの日帰りコースを紹介します。

 

 

Contents

熊野古道で初心者におすすめ

 

日ごろからあまり歩かないから山道は疲れるし、道に迷うかもと、不安なあなた。

 

そんな初心者のあなたでも参加しやすいところが和歌山県の田辺市にあります。

 

その場所は、中辺路の「発心門王子」から「熊野本宮大社」のコースで上り下りの少ない、初心者でもとりくみやすいコースなんです。

 

このコースは整備が行き届いていて、バス停や休憩所、トイレがどこにあるかも田辺市発行の「熊野古道めぐり地図帳(英日版あり)」に詳しく書かれていて、安心して歩くことができますね。

 

何かあった場合でも、緊急電話の場所も書かれているのは安心です。

 

おまけに自販機の位置やコースの特徴(見どころ、高低差、距離、所要時間など)も詳しく書かれています。

 

これだけあれば初心者のあなたにも参加のハードルが下がることになるでしょう。

 

なお、スタンプラリーもあり「完歩証明付の中辺路押印帳」と「共通巡礼手帳」でモチベアップ。

 

完歩証明付というのがうれしいのでは。

 

「共通巡礼手帳」って、どこと共通なのかというと、実は「熊野古道」はスペインの巡礼地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」と協定関係にあって、そこと共通でとりくめるんです。

 

歩く励みにもなります。

 

「完歩証明付の中辺路押印帳」「共通巡礼手帳」は紀伊田辺駅のすぐ横の田辺市観光センターで売ってますからそこで買ってくださいね。

1冊100円くらいだったような。「熊野古道めぐり地図帳(英日版あり)」もそこにあります。

 

昼の食事はやはり熊野古道でお弁当というのが人気のようです。

 

自宅から持っていくのでもいいですが。

 

熊野古道弁当を予約して熊野本宮大社鳥居前に持ってきてもらうのもいいですね。

 

熊野本宮大社には11:45くらいの指定が可能です。11:50くらいにバスが鳥居近くに着きますから受け取りがちょうどいいかも。

 

熊野古道2段竹かご弁当      1150円

熊野古道2段竹かご弁当(お茶付き)1250円

熊野古道弁当の予約はこちら⇒ http://www.kumano-travel.com/index/ja/action_ContentsDetail_Detail/id70

利用当日の10日前より受け付けています。

 

京都から日帰りコース

 

京都駅から紀伊田辺駅までは特急くろしおで約2時間半。

 

紀伊田辺駅から路線バスで発心門王子まで約2時間20分。

 

発心門王子から熊野本宮大社まで歩きで休憩込みで約3時間。

 

熊野本宮大社から紀伊田辺駅までは約2時間。

 

なので、

 

京都駅からの所要時間(昼食や往復の移動時間も含む)はおよそで

2.5+2.3+3+2+2.5+1=13.3時間

これを見ると朝早くから移動が必要なのがわかりますね。

 

その詳細について

 

まず、紀伊田辺駅までを考えましょう。

 

京都駅始発の特急くろしおは8:36(平日)か8:35(土日祝)なのですが、これに乗ると1日の旅程が苦しくなります。

 

京都から出る特急くろしおは、他に選択肢がないので、

 

苦しくてもいいからこれで行かれる場合は、紀伊田辺駅に11:28に着きますから11:35に出る本宮大社方面発心門王子行きのバスに乗ります。

 

発心門王子に14:00に着きますから、そこから本宮大社まで16:28までに着くように歩けば16:28発の最終のバスに乗れます。

 

間に合わなければタクシーということになります。タクシー乗らずに済んでも、紀伊田辺駅に早くて18:28着なので、

 

京都駅まで行く特急くろしお(17:39)はもう出てしまってますから、残りは18:31と19:56の新大阪行きの特急くろしおしかないです。

 

 

この場合だと紀伊田辺駅の隣の田辺市観光センターに寄れる時間も7分しかないし。

 

熊野古道弁当は受け取る場所も時間もないです。

 

ぎりぎりの旅程ですよね。

 

なので、

平日だったら

6:44の在来線の新快速で新大阪に7:09着か6:51の快速で7:22着のものに乗ります。

 

土日祝だったら

6:44の在来線の快速に乗って新大阪駅に7:15に着きましょう。(または6:58発で7:29着とか、ちょっと忙しないけど)

 

あとは大阪とかと同じで新大阪駅7:33発で9:58に紀伊田辺駅に着きます。

 

 

あとは紀伊田辺駅からの旅程を示します。

 

まず、駅の隣にある田辺市観光センターに行き欲しければ「熊野古道めぐり地図帳(英日版あり)」やら「完歩証明付の中辺路押印帳」「共通巡礼手帳」などを手に入れます。

 

それぞれ100円くらいかな。

 

10:15になったら熊野本宮大社方面行きのバスがセンターの前あたりのバス停から出発するので乗車します。

 

熊野本宮大社に11:50に着きますから、(熊野古道弁当を頼んだ場合はその近くの鳥居前で受け取ってください。)

 

12:00発の発心門王子行のバスを待ちます。

 

そしてそのバスに乗ると12:15に発心門王子に到着です。

 

ここから熊野本宮大社に向けて熊野古道を歩きます、

 

休みなしなら2時間くらいで行けますから、

 

途中の休憩所などで休みを入れながら3時間くらいで行くようにします。(途中で弁当を食べるようにします)

 

もし早めに着けるようであれば、14:53の紀伊田辺駅行きのバスに乗ることを考えてみましょう。

 

(特に京都から来ている場合は帰りの京都行きの特急くろしおに乗るにはこのバスしかないです、14:53のバスですと17:15に紀伊田辺駅に着くので17:39発の京都行きに乗れます)

 

ゆっくりするなら、次のバスは16:28ですから熊野古道でゆっくりするか、熊野本宮大社でゆっくりするなどして時間を調整してください。

 

まあ、タクシーでも2時間くらいですから15:30くらいに出発できれば17:39の特急くろしおには間に合うでしょう。

 

なお16:28は最終バスですから、乗り遅れないようにしましょう。

 

16:28のバスに乗れば、18:50に紀伊田辺駅に到着し、最終の新大阪駅行きの特急くろしお19:56に乗ることになります。

 

新大阪駅には22:06に着くことになります。

 

11番線に着きますから隣のホームの13番線(JR京都線)に移動します。

 

そこで京都へは22:25発の新快速がありますから、それに乗ると22:49に京都着です。

 

22:17には同じ11番線から特急はるかが出ますので、それで帰ることも可能です。22:42に着きます。

 

もし、熊野本宮大社で14:53のバスに乗れれば、17:15に紀伊田辺駅に着くので、17:39の京都駅行きの特急くろしおに乗れますから20:19に京都駅に着きます。

 

 

運賃など

 

京都駅から紀伊田辺駅まで特急くろしお(指定席)は6460円

 

紀伊田辺駅から路線バスで発心門王子までは2520円(熊野本宮大社で乗り換えたとき)2290円(乗り換えなし)

 

熊野本宮大社から路線バスで紀伊田辺駅までは2060円(ちなみにタクシーなら6000円以上はかかるでしょう)

 

紀伊田辺駅から新大阪駅までの特急くろしお(指定席)5470円

 

新大阪駅から京都駅までは560円、特急はるか(指定席)なら1930円

 

まとめ

 

京都から日帰りで熊野古道に行くには、少し早く起きる必要がありますね。帰りも22:49になることもあるので、まる一日使うようになりますが。

 

おすすめの歩きやすい熊野古道を楽しむことができます。一度はチャレンジしてはいかがでしょう。

 

よければ熊野古道のガイド団体のブログを見てください。

ガイド団体のブログ⇒Kumano Trek

 

参考記事⇒熊野古道で初心者におすすめ 大阪から日帰りコースと詳細について

参考記事⇒熊野古道の中辺路に大阪から日帰りで電車で行く ルートと交通手段は

参考記事⇒熊野古道で初心者におすすめ 神戸から日帰りコースと詳細について

参考記事⇒熊野古道の天空の宿 なぜ外国人に人気あるの 交通アクセスについて

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