簡単なものなら見破られて元も子もないので複雑にしますが、それじゃ、いくつもあれば覚えてられません。
なにかに安全に記憶しておきたいものです。
最近では暗号通貨取引所のCEOが亡くなって、パスワードなどがわからなくなり、引き出しが不可能になったとのニュースがあります。
こんなことになれば一大事です。
しっかりパスワードを管理しておきたいものです。
パスワード管理アプリもいろいろおすすめなのもあるようですが、ここでは別の方法を提案します。
大事なパスワードを簡単にiPhoneで管理する、1つの提案です。
Contents
パスワード管理を簡単にiPhoneを使ってする
パスワード管理アプリはiPhoneやAndroidでたくさんあると思います。
アプリですれば、
1.パスワード入力欄で自動入力してくれる。
2.スマホ版とパソコン版の同期が可能。
3.マスターパスワードだけ覚えるだけで管理ができる。
など、便利ですが、いかんせん毎月(毎年)料金がかかる場合があります。
無料のもありますが制限されます。
(おすすめアプリは 1Password、PasswordManager、Keeperなどです。)
まあ、少しだけ使うのなら、無料で充分な場合もありますが、
もう1つの手として、ちょっと不便ですが、少しの投資で、誰でも簡単にできる方法を今回は提案させていただきます。
今回のiPhoneを使う提案は、持ち運びがしやすいし、すぐに電源が入れられ起動でき簡単に作業ができるし、日本人が持っている確率が高い。
というよりも、私が持っているから思いついたのです。
紙媒体で記録すると、数が増えたときに、どこになにがあるのかがわからなくなりそうなので
電子媒体でファイルの名称で並び替えすることで整理が簡単になります。
まあ、Excelなどですると便利ですけどね。
今回は別のやり方です。
パスワード管理に必要なものなど
iPhoneでパスワード管理するには、あるツールとアプリを使います。
ツール2つ
1)i-FlashDeviceHD
|
iFlashDriveというのもありますが、SDカードを自由に差し替えて使うことのできるこちらがいいでしょう。
2)SDあるいはmicroSDカード(i-FlashDeviceでは必要になります)8G(ギガ)もあれば十分でしょう。
|
これをパスワードの記録媒体にします。大事に保管しましょう。
アプリ2つ
1)i-FlashDeviceアプリ(i-FlashDeviceHDを挿入すると、このアプリを指定してきます)(無料)
2)Documents by Readdleアプリ(無料)
アプリはiPhoneにApp Storeより入手してインストールしておきましょう。
アプリはApp Storeアプリを開き、虫眼鏡をタッチして、検索窓にそれぞれの名称を入力し検索すると出てきます。
*Androidでやる場合は、アプリの入手先が変わり、使う端子が変わるだけです。基本は同じです。
パスワード管理のしかた
PCの中にあるメモ帳を起動して、テキストファイルを1枚SDカードにコピーします。(それぞれ名称を付けて数枚入れておいても良いです)
そのSDカードを装着したi-FlashDeviceHDを
iPhoneのLightning端子に差し込みます。
i-FlashDeviceアプリをインストールしていれば、以下のように許可を求めてきますので「許可」をタップします。
*i-FlashDeviceアプリがインストールされていなければインストールするよう要求されます。
次に以下の画面が出ます。
ここで右下にあるLightning端子マークの「設備」をタップすると、テキストファイルが表示されます。
この画面で、このファイルを開いて(タップ)、右上の赤〇部分をタップします。
すると、この画面になるので、1段目に「Documentsにコピー」がありますから、それを探してタップします。
画面はDocuments by Readddleアプリに移動します。
画面をタップしますと、キーボードが立ち上がります。
この画面で、キーボードを使いパスワードなどの記録を残します。
記録が終われば上部左にある「<」マークをタップしてDocuments by Readddleの画面に戻ります。
右上の「編集」マーク(黄色〇)をタップして、ファイルにチェックを入れ選択します。
下部の真ん中に「名前を変更」(黄色〇)があるのでタップします。
ファイル名が浮き上がるので、名前を編集します。(検索のことを考えて名前をつけます)
編集が終われば、右上の「完了」をタップします。
もう一度、ファイルにチェックを入れ選択します。
右下部にある「その他」をタップすると、以下の画面になります。
ここで、ポップアップ上部にある「共有」(赤〇)をタップします。
上段にある「i-FlashDeviceにコピー」を探し出してタップします。
すると、i-FlashDeviceの画面に移動しますから、
画面左下部の「ロッカー」を開きます(タップ)。
そこにはInboxというフォルダーがあり、その中に先ほどのファイルがコピーされています。
右上の「編集」マークをタップして、ファイルにチェックを入れ選択します。
左下部にある「切り取り」をタップします。
次に、この画面で「設備」を選択します。
この画面で「コピーして…」をタップするとコピーされます。
Vマーク(赤〇)をタップすると、次の画面になります。
上にある「ファイル名の順に並べます」でその都度並べ替えれば、探しやすくなります。
並べ替えるためには、ファイル名をカタカナなどで統一する方がいいでしょう。
このようにして、IDやパスワードの記録をSDカードに残していきましょう。
1つのIDとパスワードのセットで1ファイルでもいいですし、確認がしやすい数をまとめて1ファイルでもいいでしょう。
ファイル名はわかりやすい名前にする必要がありますけどね。
Documents by Readddleの中のファイルをコピーしているだけなので、一度ファイルをDocuments by Readddleの中に入れればそれを書き換えてi-FlashDeviceにコピーができます。
いろんなデーターをいっぱいファイル化してSDカードに保存するのがいいですが、
作業が終わったら、一旦、Documents by Readddleの中にあるファイルの情報を消しておくことを忘れないようにしましょう。
iPhoneで作業中はモバイルデーター通信やWi-Fiをオフにすると、他から見られるおそれがなくなります。
一番良いのは、使わなくなったiPhoneをネットにつながない状態で保持して、この作業専門のアイテムにすることです。
情報を盗まれるおそれがなくなりますから。
一度保存したデーターはiPhoneにi-FlashDeviceHD(SDカード装着)をセットして、i-FlashDeviceアプリでファイルを開き、ファイル名順に並べればどこに何があるかわかりやすいでしょう。
SDカードが破損するのを考え、2~3枚コピーして作っておくなどしてください。
SDカードにあるデーターをi-FlashDeviceの画面の「ロッカー」にコピーして、別のSDカードを入れてそのデーターをコピーすれば簡単です。
まとめ
i-FlashDeviceHDとSDカードを使えば、iPhoneでパスワードなどの管理ができます。
一度2000円ほどで購入すれば、ずっと使えます。
i-FlashDeviceHDは他にもいろいろ使えますし、損はしないはず。
保存したのを見たい場合は、i-FlashDeviceHDとSDカードをiPhoneに装着して、迅速にいろんなところでみることができます。
iPhoneの画面を見ながら、パスワードなどを入力できます。
SDカードをちゃんと管理しておきましょう。
参考記事⇒iPhoneでテキストファイルを編集するにはどんなアプリを使えばいいか
参考記事⇒iPhoneの容量不足 容量無駄使いの見直しとおすすめのアイテムについて