スマホがあれば海外でもいろいろと役に立ちますが、それを使いこなすには常時ネットに繋がっていることが必要になります。
海外で情報のやりとりをするには、何種類か方法があります。
簡単にシンプルに使いたい人、面倒でもいいから安く使いたい人などがいるので、
その状況に応じて何がベストかを考えたいですね。
海外で使えるデーター通信の種類とそれぞれのメリット・デメリットについて紹介します。
Contents
海外でのデーター通信の種類について
海外でデーター通信を確保するには、
1)海外Wi-Fiルータ
2)海外SIMカード
3)キャリアのデーターローミング
4)現地の無料Wi-Fi
などがあります。
現地の無料Wi-Fiは空港であったりホテルであったりで限られた場所でしか使えないので、使いたい時に使えないことがあります。
なので1)2)3)のどれかを確保する必要がありますね。
私も最初は無料Wi-Fiだけ使えればいいやと思って海外に行きましたが、けっこう不便に感じました。
それでどれかを選択することになりますが、海外で無使えるデーター通信を料Wi-Fiを含めて紹介します。
1)海外Wi-Fiルータ
*国内で申し込むタイプの1例として格安SIMのmineoがコラボしているJetfiがあります。
アジア29ヶ国対象1日350MBで通常680円、1日500MBで通常980円、1日1GBで通常1280円となります。
(機器受取送料は宅急便・コンビニ・郵便局受け取りなどでは648円、空港カウンター受取なら0円で、機器返却送料は702円です、キャンペーン期間中はそれぞれ410円(350MB)、580円(500MB)、1180円(1GB)となり、コラボ特典で総額より1350円が値引かれます)
仮に、キャンペーン期間中でアジアを6日間(出発から帰国まで6日となります)空港カウンター受取なら500MB/1日で580x6+702-1350=2832円になります。
ただ、音声通話は付いていないので、オプションを購入するかLINEやSKYPE、Messengerなどでやり取りしましょう。
ただWi-Fiルーターやその充電器などを持っていく必要があります。
*海外現地で申し込むタイプなら、その国によって言葉の問題の壁がありますね。
海外Wi-Fiルータは料金は比較的リーズナブルだけど、申し込みする必要があり(面倒な場合もある(現地申込))、余分に機器を持っていく必要があるし設定の仕方もさまざまである。
それぞれの内容を精査して選ぶ必要があります。
よく宣伝しているものに「イモトのWiFi」というのもありますね。
*国内で申し込むタイプではAmazonや楽天市場などで販売されています。
1例として、
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これが私が使ったことがある海外SIMカードの1つです。
8日間で3GBなので6日間で1日500MBで6日になります。料金は1680円になるので安いですね。ただ、通話が付いていないのでLINEやSkype、Messengerなどでやり取りしましょう。
同じものでもタイミングや有効期限、販売サイト、購入枚数などにより料金が違ってくるので、いろいろ比較してみるといいです。(時には通話が付いているのもあります)
サイトによっては有効期限が短いものが格安で売られていることもあります。
*海外現地で申し込むタイプなら、言葉の壁が申し込みを面倒にさせるかもしれません。
海外SIMカードは、料金は一番リーズナブルでしょうが、ものによってはある国ではつながりにくかったりすることもあるかもしれません。
そして条件としてあなたのスマホがSIMフリー端末であることが条件になります。
もしあなたのスマホがSIMフリーで、価格面や通信速度面などで良いものを選んで使えればラッキーですね。
参考記事⇒iPhone(SIMフリーiPhone8Plus)で海外SIMカードを使ってみた SIM入れ替えと設定などについて
3)キャリアのデーターローミング
1例としてdocomoのパケホーダイでは20万パケット(約24.4MB)までは1980円/1日、それを超えると2980円/1日になります。
アジアを6日間(出発から帰国まで6日となります)なら安くて1980x6=11880円、高くて17880円になります。
あんまり使うことがない場合はパケットパック海外オプションを申し込めばパケホーダイでの支払いよりも少なく済む場合があります。
個人で都合の良い支払いを選びましょう。
キャリアのデーターローミングは、あなたのスマホ(一定の契約状況が必要)で「データーローミング」をオンにするだけで使えるので、準備や設定、余分に持っていくもの(Wi-Fiルーターなど)は必要ありません。
料金は高いけど簡便であるということです。
4)無料Wi-Fi
空港やホテル、公共機関、観光名所などで解放されていることがあります。
現地でその無料Wi-Fiを探すのは簡単ではないかもしれないです。(わかりにくい、言葉の壁など)
解放されている場所が限定的でいつでもどこでも利用できるわけじゃない。
ただ、無料Wi-Fiだとセキュリティが不安です。
参考記事⇒無料Wi-fiの危険性とは それを解決する方法と設定の仕方について
いろいろ問題点がありますが、無料ほど安いものはないので積極的に使うようにしたいですね。
それぞれのメリット・デメリットについて
1)料金面
お金は充分あって気にならない人は、キャリアのデーターローミングを使う方が簡単で余分なものを持って歩く必要がないので最適でしょう。
ただ、キャリアの提供する海外の通信会社の対応エリア外になると、非常に高額な料金が課されてしまうことがあるので注意が必要ですね。
お金のかかる順としては、
安く済む方から並べて、無料Wi-Fi⇒海外SIMカード⇒海外Wi-Fiルータ⇒キャリアのデーターローミング
となります。
無料Wi-Fiの次に安くなるであろう海外SIMカードでは、持っている端末がSIMフリーであることが必要になります。
機種によってSIMのサイズが標準、micro、nanoなのかを確認して対応しているかを確認しておきましょう。
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2)通信速度面など
通信速度の問題は少し複雑ですね。
無料Wi-Fiも海外Wi-Fiルータも繋がっているところが速ければ速い方に分類されますが、状況はまちまちで何とも言えません。
そりゃ海外SIMカードでそこそこ速度があれば言うことないですが、確実ではないです。
一度現地で使ってみてどうなのかを確かめる必要があります。
キャリアのデーターローミングはそこそこ速度がありそうですが、お国事情によっては不確かなこともあるかもしれません。
3)所持する機器の多さ
海外Wi-Fiルータの場合は所持しなければならない機器が多いので大変でしょう。海外SIMカード(SIMを入れ替えるだけ)とキャリアのデーターローミングは所持する機器はないですね。
無料Wi-Fiの場合は当然増えないですね。
4)面倒くささ
海外SIMカードが設定などが一番面倒でしょう。SIMの入れ替えやAPN構成プロファイルの入れ替えなどいろいろ面倒です。
海外Wi-Fiルータ、無料Wi-Fiも少し設定する必要があります。(Wi-Fi設定やSSIDの選択など)
キャリアのデーターローミングも一応設定しますが簡単です。(データーローミングをON)
5)調達する場所での問題点
また、現地で調達する場合は、購入場所を探したり、手続きにパスポートのコピーが必要だったり、書類の記入や口頭で質問されたり、言語がわからないなどいろいろ面倒なことが増える恐れがあります。
また、その国によって、安いパッケージが購入できたり、高額なものしかなかったり、いろいろでしょう。
ちゃんと情報をつかむまでは国内で調達する方が安心ですね。
まとめ
スマホなどの端末は、海外に出ても、日本で使っているように使いたいものです。
そのために、事前に準備しておく必要がありますね。
あなたにとって最適な組み合わせを探しておくことをおすすめします。
参考記事⇒iPhone(SIMフリーiPhone8Plus)で海外SIMカードを使ってみた SIM入れ替えと設定などについて