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マウンテンバイクのチューブ交換 仏式のサイズと購入先について

 

 

マウンテンバイクを長く使っていると、ある日突然、空気が抜けていることもあります、日本の大人用のマウンテンバイクには、通常は仏式のバルブがついたチューブがよく装着されています。

上の画像のようなものです。

この仏式バルブは比較的高圧な空気圧に耐えるのですが、チューブと一体化していて

バルブが寿命を迎えると、修理ができなくなり交換となります。

今回、私の持っているマウンテンバイクの後輪の空気が抜けてしまい、使用不能になったため、交換が必要になりました。

マウンテンバイクのチューブ交換の仕方、仏式バルブのチューブのサイズをどうすればいいのか、購入先の選び方について紹介します。

 

 

Contents

マウンテンバイクのチューブ交換

日本においては大人用のマウンテンバイクのチューブは仏式バルブのを使っているのがほとんどなので、仏式バルブのチューブについて説明します。まあ、英式でも米式でも内容はほとんどかわりないですが。

 

マウンテンバイクの場合は車輪自体を簡単にレバーで着脱できるようになっていることが多いので(クイックレリースと言います)、まずは車輪を外します。

(車輪をはずすときはカンチブレーキやVブレーキなどを緩めて外しやすいようにしてから外します。)

 

次にタイヤレバー3本と空気入れを用意します。

 

後輪はバルブがダメになっているので、既に空気が抜けてしまっていますから、タイヤがリム(タイヤを支えている金属部分)に密着していないようにして、タイヤを外す準備をします。(今回は後輪だけですが、前輪でもほぼ同じ作業になります)

 

仏式バルブの根元に固定しているネジがあるのでそれを緩めて外します。

 

そしてそのバルブを中へ押し込みます。

 

その上でそのバルブの両側にタイヤレバーを掛けてこのあたりから先にタイヤをリムから外していきます。

タイヤレバーは使いやすいですが、他に代用できそうなものがあれば何でも構いません。マイナスドライバーでも良いですよ。ただ、リムとの間に挟んでチューブを傷つけないようにしないといけませんが、それができるなら大丈夫です。

(私はいつもマイナスドライバーを使っています。)

ある程度タイヤレバーを使って外せば、あとは簡単に外せるようになりますから、片側全部リムから外します。

 

すると、チューブを取り出せるようになりますから、おもむろに取り出します。

バルブの部分はバルブ自体を全部押し込んでリムの穴から外すようにしてチューブを取り出します。

これでチューブが外れました。

 

ここで、新しいチューブを代わりにはめていきます。

バルブにはネジが付いていますから、外します。

 

リムとタイヤの隙間からバルブをリムの穴に差し込み、順次チューブもタイヤの中に入れていきます。(チューブがねじれないように気を付けます)

チューブが入ってしまったら、タイヤレバーを用いタイヤを、まず、バルブのあたりからはめていきます、ぐるりと全部入れれば、タイヤ全体をもむようにして整えます。

 

それから、空気入れを用いバルブから空気を充填していきます。

 

空気を入れ終わったら、バルブのネジを締めて(緩めに手で絞める感じでもいいです、あんまりきつく締めるとチューブが破損するかも)、バルブキャップをすれば終了です。

 

あとは、車輪を装着するのみです。

 

仏式のサイズの選び方について

マウンテンバイクのタイヤの規格は大抵はアメリカで生まれたHE規格のものなのでチューブもHE規格の表示のものを選ぶのが前提です。

 

では、仏式バルブのチューブのサイズの選び方ですが、リムの高さやタイヤのサイズをもとに選ぶことになります。(英式でも米式でも同様です)

 

タイヤには外径と幅が表記されています。

マウンテンバイクではタイヤの側面に26x1.75のように書かれています。(HE規格)

この26がタイヤの外径(インチ)で1.75は幅(インチ)になります。

1インチは2.54cmなので1.75なら4.45cmということになります。

 

リムはディープリム(背の高いリム)の場合はロングバルブ(51mm、60mmなど)、普通のリムの場合はノーマルバルブ(40mm)とかになります。

リムの穴からバルブが充分出るかどうかで決めましょう。今回のリムは普通ですから40mmで充分です。

 

この場合のチューブサイズなどの決め方ですが。

 

まず外径は26インチです。これは変えられません、26インチのものを選択します。

 

幅はタイヤよりも大きすぎるとねじれや折れ曲がりをまねき、パンクの原因になることがあります。

小さすぎると今度は空気でゴムが伸び過ぎて薄くなり、そのことが原因でパンクしやすくなるのです。

なので基本は近いサイズで充分ですね。

 

選ぶチューブの表記は

26x1.625-2.10

26x1.5-2.5

などでも良いみたいです。近いのを選んでください。バルブ長は40mm以上ならOKですね。まあ、わざわざ長いのは選ばないですけどね。(値段が高いから)

 

まれに、別の規格のタイヤを採用しているマウンテンバイクもあるようです。

他のタイヤの規格でも考え方は同じです、同じように考えてくださいね。

 

あと長距離を早く移動したい時なんかは、チューブの重さを気にする場合もありますが、軽いチューブは長持ちしにくいので普通の使用の場合はしっかりしたものを選ぶことをおすすめします。今回選んだシュワルベチューブは結構いいものです、材質もブチル製で空気が抜けにくいです。

 

購入先について

できるだけ安くとか、早く手に入れたいとか、いろんな状況があると思いますが。

 

安くとかになると、Amazonとか楽天、ヤフーショッピングなどを調べてみてください、値段は有名専門店よりは安いですね。

ただ、送料が意外と高いですね、私が調べたときでAmazonで500円、楽天で650円、だったように思います。

実店舗は有名専門店は高いだろうからイオンサイクルに行きました。

同じシュワルベチューブ 13SV 26x1.50-2.50 仏式40mmの値段が楽天で906円、Amazonで719円、イオンサイクルで1080円です。

送料を入れると楽天で1556円、Amazonで1219円、イオンサイクルで1080円となります。

ただ2本入りがAmazonではありまして1本あたりはトントンな値段になりました。

Amazonの方が安い傾向にありましたね。そしてAmazonではAmazonプライムというサービスを無料のお試し期間で使えば実質の送料が無料になりますから。イオンサイクルよりも安く買えるということになります。

 

早く手に入れる点では、

そりゃ実店舗に在庫があれば一番早いです。有名専門店は品ぞろえも豊富だから一番早い可能性があります。次にイオンサイクルなどですね。

楽天でもAmazonでも普通は最短でも3日くらいはかかるのかな、場合によったら1週間とかかかるでしょう。ただ、Amazonの場合、送料と同じようにAmazonプライムを無料で試せばお急ぎ便が使えるので翌日に取り寄せることが可能になります。(在庫があればね)

 

いろいろ参考にしてくださいね。

 

まとめ

日本のマウンテンバイクのチューブによく使われている仏式バルブは高圧で空気を長く入れておくことが可能で重宝されますが。

長いこと使っているとだめになって交換が必要になります、その時のサイズは外径は同じで、幅は近いサイズでOK、バルブ長はリムの高さで長さを決める、普通の時は40mm、高いときは51mmとか60mmなど高さに応じて決めます。チューブの重さは通常の使用では軽いものにはしないことなどを考えて選んでください。あと、購入先は安さを追求するのか、早さを追求するのかで、ネットなのか実店舗なのかなどを考えて選んでください。

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