赤ちゃんの蚊対策 化学成分以外の対処法とその注意点について
夏になると、暑さのほかに、蚊との戦いもあります。
よく使うのは蚊取り線香や虫よけスプレーなどですが。
ちゃんと使っていても、蚊に刺されることがありますよね。
その蚊取り線香や虫よけスプレーなどですが、
赤ちゃんに使うとなれば慎重になるのは親として当然で、
赤ちゃんに使えると書いてあっても不安に思うことがあるでしょう。
たとえ使っていても不十分なことがありますしね。
そんなときに安全で効果的な対処法とその注意点について紹介します。
赤ちゃんの蚊対策
赤ちゃんは大人に比べて、新陳代謝が良くて、体温が高い傾向にあります。もちろん代謝が良いので人間の香りもより多く出しています。
この場合の香りというのは皮膚呼吸で出る二酸化炭素のことです。
蚊は人間の体温と香りである二酸化炭素に引き付けられて刺しにやってきます。だから赤ちゃんは大人よりも見つかりやすく蚊に刺されすいのです。
免疫機能が整っていなくて、蚊から逃げ回ることもできない赤ちゃんを、なんとかして守ってあげないといけないと思いますよね。
それで、体にやさしいウエットタイプやジェルタイプの虫よけを使ったり、虫よけシールを服などに付けたりして対応しますが、
虫よけ効果と体への不安の解消を両立できないこともあるので、満足のえられないことがあり、どうしようか悩んでしまいます。
なので、化学成分の入ったものを使わずに効果のでる対処法を次で紹介します。
化学成分以外の対処法
蚊取り線香や虫よけスプレーなどの化学成分によるもの以外の効果的なものとしては2つあげられます。
1)蚊帳(かや)を使う。
2)扇風機などを使う。
です。
1)蚊帳
私が子供のころはよく見かけましたが、いつのころからか見かけなくなりましたね。
でも、最近、虫よけなどの化学成分に不安を覚えるお母さんなどに、その実力が見直されてきているようです。
物理的に蚊などをシャットアウトするので、化学成分を使うことなく赤ちゃんから蚊を遠ざけられます。
もちろんムカデなどの他の害虫も防いでくれますし、エアコンを使っていると直接その風が赤ちゃんに当たることも防いでくれます。
ほどよい開放感から、心地よい眠りをもたらすこともできますしね。もし、使っていないなら使用の検討をおすすめします。
2)扇風機やサーキュレーターなど
米国蚊対策協会というのがアメリカにはあるんですが、そこが発表したことで、蚊の飛行能力は約1.5~2.5km/hほどで、とても低いので、わずかな風でも流されて飛び続けることができなくなり蚊に刺されることを防ぐのに有効であるということがあります。
また、ニューヨークタイムズ紙は「人間の血を吸うメスの蚊を引き付ける人間の香りを、扇風機などの微風が消散させる」ことを報告したり、
ミシガン州立大学の昆虫学者は、扇風機などによる風が蚊を大幅に減少させることも発表しています。
アメリカではデング熱やジカ熱などが問題になっているので、こういうことに目を付けるのも早かったんでしょうね。
その対処法の注意点について
それぞれで注意点があります。
蚊帳では、
*蚊帳の網目の大きさは1mm程度が理想的です、虫よけの効果と風通しの良さのかねあいからそうなります。
*蚊帳の材質は麻の方が「湿気に強い」「通気性が良い」「虫よけ効果がよりある」のですが、ナイロン素材に比べると「値段が高い」「お手入れがしにくい」ということがあります。
*蚊帳以外に移動するときに、蚊に刺されることを聞きますので、その時にどうするかですが、手持ちの充電式の扇風機かサーキュレーターを使い、移動時には近辺に風を起こしてあげるようにすることで蚊の襲撃から赤ちゃんを守りましょう。
*蚊帳の開け閉めの際に蚊の侵入を許さないようにすることも重要です。
扇風機などでは、
風が当たることで赤ちゃんの体温が下がりすぎないように気を配ることが必要です。
こまめに赤ちゃんの皮膚に触り、体温と湿り具合をチェックしましょう。
直接に皮膚に風が当たらないように、首ふりで部屋全体に風がまわるようにすると良いと思います。
どれくらいの風量でどれくらいの時間で赤ちゃんの体温や皮膚の湿り具合がどう変化するかを、あらかじめ情報収集するようにしましょう。
まとめ
蚊帳を使うのか、扇風機などを使うのかは自由です。蚊帳はいろんな種類のものが販売されているのでサイズなどをしっかり調べた上で購入してください。
扇風機などは風量調整と首ふり機能が付いているものを選ぶようにしてください。
それぞれのご家庭の事情に合わせて考えてみてください。
私の情報が少しでも参考になれば幸いです。
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