痛風にならないようにするにはどんな食品などに注意するべきか
風が吹いただけでも痛いということでつけられた痛風という病気(1説ですが)。年齢も重ねていくと注意すべき人も増えていきます。
特に男性に多く、女性の割合はごく少数です。その原因は女性ホルモンの作用が関係しているとされています。女性ホルモンのおかげで女性の方が尿酸値は低めなのです、例外はありますけどね。
高尿酸血症である痛風はなんらかの理由で、血中尿酸値が上昇することにより本来人体が持つ恒常性を超えてしまい、特に体温の低い足などにおいて、尿酸の結晶化がおこり関節包内などに付着します、それを白血球が攻撃をすることで炎症を起こし痛みをもたらします。
私も右足の裏、左足の裏、左足の親指、左足の膝関節と4回発症しました。むちゃ痛くて大変でした、左足の膝関節の時なんかは特に大変でしたね。より動きが制限され、部屋の中を這って移動してました。
そんなこともあり、食事など日常的にできることでなんとかならないかとよく考えるようになりました。
Contents
痛風にならないようにするには
痛風にならないようにするために、よく言われることはいろいろあります。
1)ストレスをためこまない。
2)腎臓や肝臓の負担を軽減する。
3)充分な水分摂取をする。
4)運動
5)尿をアルカリ性に保つ
6)プリン体の摂取を控えめにする。
などですね。それぞれについて、少し説明すると、
ストレスを解消するには入浴や睡眠が効果があるかも、もちろん過量の飲酒は一見ストレスを解消しそうだが、実はストレスをもたらすことになる。
また、過量の飲酒を避けたり、低塩分・低カロリーな食事を摂るようにすれば、腎臓や肝臓の負担も軽減され、それぞれの機能が向上し、効率的に尿酸が排泄されたり、肝臓内に蓄えられているプリン体自体を減らせることになる。
そして、散歩などの有酸素運動により基礎代謝を高められれば、体温の上昇につながり、尿酸の結晶の析出が起こりにくくなる。
クエン酸を多く含むレモン、グレープフルーツ、梅干し、トマトなどの摂取で尿をアルカリ性にすることで尿酸の排泄を助けます。
プリン体が多い食材を控えることで尿酸値の上昇を起こりにくくする。
痛風に良くないとされている代表的な食品など
痛風に良くない代表的な食材は煮干し、かつお節、干しシイタケ、鶏レバー、豚レバー、牛レバー、エビなどがありますね、とは言っても、一時的にそれらの食材を多く摂取したとしても、体に蓄えられたプリン体の影響の方が大きい(80%くらい)ので、それほど気にするべきでないとも言われています。
肝臓をいたわってほどほどに摂っていれば問題ないと思えます。そしてビールのプリン体がよく取りざたされていますが、含まれるプリン体よりも別の面に注意すべきでしょう。
痛風に良くないという認識があまり無いもの
実は目立たないけど、痛風に影響しそうなものの提案をさせていただきます。それはですね、果糖という糖分の過剰摂取についてなんです。
あまり意識してないですよね、私もそうでした。ただ、糖尿にもあまり良くないと聞いていたので、私は最近、ペットボトルの清涼飲料水などはあまり飲んでいないのです。
果糖は代謝の関係で体を酸性にするアシドーシスという状態をつくりだす可能性があるとされていますし(尿酸が尿に排泄されにくくなる)、肝臓に取り込まれるときに尿酸を作り出します。水溶性の果糖は速やかに肝臓に取り入れられると過剰分はグリコーゲンや中性脂肪として溜まることになるので肥満になることも。ちなみに、私は体重を落としたら痛風になりにくくなったような気がしてます。
最近の甘い食品には、ブドウ糖果糖液糖や異性化糖という名前で果糖入りのものが使われていることがあります。良く製品を見てどうするか考えてくださいね。
砂糖も実は小腸で分解されて果糖を出しますので、同じように気を付けてください。甘いものはほどほどにね。
なので、ペットボトル入りのジュースを多飲したり、間食でお菓子などを食べたりすると良くないようですよ。私も痛風になった時はチョコレートなんかを良く食べていました。食べれば食べるほど悪化したような気がします。
まとめ
日本は食に恵まれていて、外国に比べて食べ物に困る人は少ないです。どちらかと言うと飽食の状態ですね。そんな状態で食欲のおもむくまま食べ過ぎていると、年齢とともに、いろんな不調が起こりえるようになります。
実際に体が必要としているものを、適量だけ摂取できていれば、健康を維持しやすいのだと思います。いろいろ考えて生活を送っていれば痛風発作から逃れられるかもしれません。
でももし、痛風発作を発症したなら、ひどくならないうちに医療機関などの専門家に相談することをおすすめします。
関連記事
-
テニスで足がつる原因とは、予防と対処法について
私は昔、健康づくりの一環としてテ
-
日焼け対策に有効な食べ物はどれ、NGな食べ物とその活かし方
昔は、小麦色の肌が流行った時期もありましたね。
-
病気見舞いのタイミング 贈る品物を選ぶには 見舞金の相場など
病気であったり、ケガであったりで入院や療養されている
-
水分補給に影響する 飲み物の種類 飲み方 飲み物の温度 について
人間の身体の約60%は水でできています。年齢により違
-
お彼岸にお供えする花の種類は 良く使われるものと長持ちするものは
お彼岸は、毎年の「春分の日」と「秋分の日」を中日とし
-
ビックカメラSuicaカードとは オートチャージ機能やモバイル機能などについて
ビックカメラでもポイントが貯まったり、Sui
-
花粉症 秋に出る症状と 原因となるものや その対策について
花粉症になると目の症状や鼻の症状がでます。 か
-
お札を破損などした場合 取り替えの基準と持ち込む場所はどこ?
お金には硬貨とお札があります。  
-
はちみつは赤ちゃんに与えても大丈夫? 妊婦や授乳婦が食べても大丈夫?
家族の一員として、生まれてきた赤ちゃんは目の中に入れ
-
暑中見舞いを喪中に出していいの 相手が喪中の時は マナーについては
喪中の時は、喪中欠礼を出して年賀状は出さないですよね