消費増税後のポイント還元でキャッシュレス決済が注目されています。
キャッシュレス決済といってもクレジットカード、デビットカード、スマホ決済があります。
スマホ決済ではPayPayやLINE Pay、楽天Payなどがよく聞かれるものですが、
楽天ユーザーなら楽天Payが一番メリットがあります。
楽天Payとは、特徴と設定の仕方と使い方について紹介します。
Contents
楽天Payとは
スマホ決済にはQR決済と非接触IC決済があります。
QR決済は、QRコードを表示して読み取ることで決済します。
非接触IC決済は、端末にかざすだけで決済できる仕組みです。
手間を考えれば非接触IC決済の方に利便性がありますが、
店舗側の都合を考えれば、QR決済の導入コストが安いと言われているので、より普及が早まるように思われます。
キャシュレス決済のスマホ決済の1つである楽天PayはQR決済を使っています。
楽天Payはより普及が進むのではと期待しています。
楽天Payはチャージ不要のポストペイ(後払い)方式の支払い方法です。
楽天Pay使用にあたり手数料はいりません。
通常はクレジットカードを登録してそこから支払われることになります。
(ポイントを利用することも可能)
1日の支払いは使う店舗やサイトなどでそれぞれ上限があります。
サイフを持ち歩くことなく簡単にスピーディに支払いができます。
特に小銭のわずらわしさから解放されます。
クレジットカードの場合ならサインや暗証番号による処理が必要ですが、
楽天Payなら瞬時に決済終了します。
楽天Payは決済時に楽天スーパーポイントが貯められます。
*通常は利用金額200円に対し1ポイントです。
*キャッシュレス消費者還元事業に楽天Payが参画している2019年10月~2020年6月30日までは通常のポイント付与はありません。
*今、楽天Payでキャンペーンがされています、キャンペーンにエントリーすれば2019年12月2日までより還元率の高い5%の還元が得られます。
*もらえるポイントには上限があります。
参考記事⇒楽天Payは消費税増税後のポイント還元でも使える 店舗も増えてセブンイレブンでも使えるようになっていた。
また、楽天スーパーポイントや楽天キャッシュも支払いに使うことができます。
楽天スーパーポイントを貯めている人には良く分かることですが、期間限定ポイントの処理に困ることがありますね。
そんな期間限定ポイントも楽天Payではポイント利用を優先にしてれば先に使うことができます。
楽天Payで楽天キャッシュを使えば家族や友だちにいつでもどこでも簡単・スムーズに送金が可能です。
楽天カードや楽天銀行で楽天Payに楽天キャッシュとしてチャージできます。(ラクマの売り上げも楽天キャッシュにチャージできます)
チャージの仕方
いろんな画面からできますが、一応起動画面からのやり方を示します。
右上のチャージボタンをタップします。
するとチャージ画面が出るので金額を入力します。
チャージ方法を選択する場合は「チャージ方法」をタップします。
楽天カードか楽天銀行を選択し下部の「設定する」をタップします。
*楽天銀行の設定には口座番号などの入力が必要になります。
入力後に「完了」をタップすると、この画面になりますから下部の「チャージする」をタップします。
楽天Payではe00002というエラーが出ることがあります。
その状態は楽天Payアプリに利用制限がかかりロックされた状態です、
「お客様の楽天会員IDにおいて、本サービスのご利用は制限されています。お手数ですが、楽天ペイ カスタマーデスク0570-000-348(ナビダイヤル)までお問い合わせください。エラーコード:E00002」
という表示が出ますからお問い合わせしてください。
(店舗側でもエラー99という店舗アプリでエラーが出ることがあるようです)
楽天Payではいろんなキャンペーンが突然されるかもしれません。情報のアンテナを広げておきましょう。
設定の仕方
楽天Payを使いたいのなら楽天会員になる必要があります。
簡単ですから登録しましょう。
楽天会員の登録の仕方
楽天Payアプリにログインする画面でも会員登録ができます。
まず楽天PayアプリをiOSならApp Storeから、
AndroidならGoogle Playよりお手持ちのスマホにダウンロードします。
楽天Payアプリをタッチして起動します。
ログイン画面が出ますので、楽天IDとパスワードを入力してログインします。
(この画面から楽天会員に登録が可能です。)
次にセキュリティのための画面が出ることがあります、
その画面で電話番号を入力するとSMSが送信されます。
その中に記載されている6桁の認証番号をアプリの画面に入力しSMS認証が完了します。
*エラーが出る恐れがあるのでできるだけ早く入力処理しましょう。
クレジットカード情報の登録の仕方
次にお支払い元(クレジットカード情報)を登録します。
登録できるクレジットカードは楽天IDの会員ランクにかかわらず、
参考記事⇒楽天の会員ランクとは 会員ランク特典とランクアップ条件について
全ての楽天カード(ブランドがVisa、Masutercard、JCB、American Express)、
Visaブランドのカード(デビットカードでもOK(楽天銀行VISAデビットカードなど)、一部のカード会社では登録できない場合がある)、
Mastercardブランドのカード(デビットカードでもOK、一部のカード会社では登録できない場合がある)、
JCBやAmerican Expressブランドのカードは楽天カードでしか登録できません。
なお、登録できるカードは本人が発行し利用可能な以下の条件に該当するものである。
*本人認証サービス(3Dセキュア)に対応しているカード
*日本国内で発行したカード
楽天側が以上のように示していますが、例外もあるようです、試しに登録して確認すればできる場合があるかも。
まあ、楽天Payで使うのは楽天カードが一番お得なので、素直に楽天カードを使うことをおすすめします。
こちらからどうぞ。
事後で追加でクレジットカードの登録や変更もできます。
アプリを起動した状態で、
上の赤〇のメニューのところをタップします。
するとこのようになりますから「設定」をタップします。
次の画面で「お支払いの設定」のところをタップしてもいいですが、
単純に、この画面で右の赤〇「設定」をタップすると、
お支払い元の設定画面が出ますので、赤〇「新しいカードを登録」をタップします。
次に楽天会員情報管理へのログインのために楽天IDとパスワードが要求され入力すると、
楽天会員情報管理画面が出ますから、クレジットカード情報の「確認・変更」をタップします。
次の画面で国内決済用クレジットカード情報の「新規カードの追加」をタップします。
次の画面で必要な情報を入力すれば新しいクレジットカードが設定できます。
変更・削除なら下部の黄〇「変更・削除」のところで入力しましょう。
ポイント利用設定の仕方
次にポイント利用設定をします。
決済時に自動で期間限定ポイントや楽天キャッシュを利用するかどうかを設定できます。
「使わない」「すべて使う」「設定した額まで使う」から選択できます。
後でいつでも設定は変えられます。
単純に、この画面で右の赤〇「設定」をタップすると、
楽天スーパーポイントを優先的にすべて使う場合はこの画面になるようにそれぞれをタッチし下部の「OK」をタップします。
期間限定ポイントがあればこの設定で優先的に使われた後に通常ポイントが使われます。
楽天キャッシュを優先にすべて使う場合はこの画面になるようにそれぞれをタッチし下部の「OK」をタップします。
それぞれ一部のポイント、キャッシュを使う場合はそれぞれの場合になるようにタッチして設定し青で四角に囲んだところに一部となる数字を入力し下部の「OK」をタップします。
楽天スーパーポイントを一部まで使う場合
楽天キャッシュを一部まで使う場合
ポイント・キャッシュを使わない場合は「使わない」だけをタッチして選択し下部の「OK」をタップします。
簡単な設定ならこの画面の左端にチェック✓を入れればポイント/キャッシュは使うになります。
端末認証設定の仕方
楽天Payは端末認証(顏認証・指紋認証・パスコード)も使うことができます。
設定の仕方は、
左上のメニューをタップします。
設定から「お支払い時に端末認証を使用する」をチェックしましょう。
使い方について
楽天Payはネットでの支払いと街での支払いに使うことができます。
ネットでの支払い
提携サイトに入っで購入時に楽天Payを決済手段に選択します。
すると楽天Payのサイトに飛びますから、いつもの楽天IDとパスワードを入力してログインします。
その後簡単3ステップで手続きが完了します。
クレジットカード番号、購入者情報、配送先住所などを入力することなく決済できるので安心して利用できます。
利用額に応じて1%の楽天スーパーポイントが付与されますし、楽天スーパーポイントや楽天キャッシュも使うことができます。
提携先は、
海外ファッション通販「BUYMA}
宅配ピザ「ドミノ・ピザ」
安全性に配慮した食品宅配「オイシックス」
安くて良い品を提供「無印良品」
漫画なら「めちゃコミック」
モバイル端末のポータルサイト&SNS「モバゲーbyDNA」
映画の総合情報サイト「TOHO CINEMAS.」
子どもから大人まで楽しめるバンダイ公式ショッピングサイト「プレミアム バンダイ」
などを初めとするサイトがあります。
もちろん楽天グループのラクマでも使うことができます。
*ラクマの売り上げがあれば楽天キャッシュにチャージができて楽天Payで使えます。
残念ながら楽天市場では2019年10月時点ではまだ使える設定になっていません。
参考|楽天Pay使えるサイト一覧より抜粋。
これからも増えていくでしょう。
街での支払い
楽天Payの使い方は主に3つあります。
バーコード決済
QRコード決済
セルフペイ
セルフペイはなくても済む場合が多く、かつ、面倒なのでここでは割愛します。
バーコード決済
楽天Payアプリをタップして起動します。
お支払い方法で「R Payコード・QR払い」をタップして選択します。
店舗でバーコード/QRコードを提示して読み取ってもらいます。
支払い完了画面になり決済終了です。
*セブンイレブンなどでは楽天Edyでも支払いが可能なので「楽天Payでお願いします」とはっきり言っておきましょう。
QRコード決済
楽天Payアプリをタップして起動します。
お支払い方法で下部にある「QR読み取り」をタップして選択します。
スマホの画面がQR読み取り画面になるので店舗が提示しているQRコードを読み取ります。
次の画面で金額を入力します。(金額が指定されている場合は省略)
確認画面がでるので下の部分をスライドさせると支払い完了画面が表示され決済終了になります。
それぞれの支払いで楽天ポイントや楽天キャッシュを使いたい場合は、
この画面で(決済前にも出ます)「すべてのポイント/キャッシュを使う」の右側にある「設定」をタップすると、
この画面が表示されるので「すべてを使う」を赤く反転させておきましょう。あとは「OK」をタップします。
「すべてのポイント/キャッシュを使う」の左横に✓マークが入っていればOKです。(この画面で左側の〇の部分をタッチすれば✓を入れたり外したりできます。)
楽天キャッシュを優先的に使用したいときは支払元の設定で楽天キャッシュを選択するなどしておきます。
使える店舗は、
最近増えたものを示すと、
セブンイレブン
ダイコクドラッグ
サンマルクカフェ
ドスパラ(コンピュータ)
ヤマダ電機
新宿ミロード
京都駅ビル専門店「The Cube」
近鉄百貨店
アミュプラザ長崎
ホームセンターグッデイ
多慶屋(たけや:ディスカウントストア)
古本市場
ROUND 1(ボウリング・アミューズメント)
などがあります。
ほかには、ローソン、ファミリーマートなどの大手コンビニ、ビックカメラ、スギ薬局、スシロー、くら寿司、松屋などがあります。
使えないのが残念ですが、PayPayなどと同じで楽天Payはミスタードーナッツではまだ使えません。
参考|楽天Pay使えるお店一覧より抜粋。
これからも増えていくでしょう。
2020年の春ごろにSuicaが使えるようになるようです、今後に期待ですね。
参考記事⇒楽天PayでSuicaが使える 発行やチャージなどの注意点について
家族や友だちへの送金の仕方
チャージなどして楽天キャッシュを用意します。
楽天Payを起動して真ん中の「送る」をタップし下部の「楽天キャッシュを送る」をタップします。
すると”楽天Payが連絡先へのアクセスを求めています”と許可を求めてきますので「OK」をタップします。
あなたの連絡先一覧が出ますから、その中で選択するか、下部にある「一覧にない人に送る」を選択します。
送る相手が一覧にあればその人の名前をタップして、次の画面で送金金額とメッセージを入力し「完了」をタップして確認をして送金します。
一覧にない人に送る場合は下部にある「一覧にない人に送る」をタップして、次の画面で送金金額とメッセージを入力し「完了」をタップすると、
「リンクを送る」画面になります送金金額とメッセージを入力し「完了」をタップすると下部に「確認へ」というボタンが出るのでタップします。
リンク作成画面になるので下部の「リンクを作成」をタップします。
リンクが作成され送信方法が出てきますので、お好みの送信方法で相手に送ります。(LINE、メールなど)
それぞれの受け取り期限は2日ほどしかないので早めに受け取ってもらいましょう、受け取らなければもとに戻ってきます。
まとめ
楽天Payは楽天をよく利用してポイントを貯めたりしているならお得なスマホ決済です。
簡単に登録できるのでキャッシュレス生活をエンジョイするならうってつけです。
キャンペーンとかがあり還元ポイントもたくさんもらえるので検討してはいかがでしょうか。
消費増税分を取り戻してみませんか。
参考記事⇒楽天の会員ランクとは 会員ランク特典とランクアップ条件について
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