レターパックは、書類や小さな荷物を全国一律料金で送れる便利なサービスです。
でも、「現金は送れるの?」「お菓子や化粧品は入れても大丈夫?」「スマホは送れる?」など、何を入れてよいのか迷うこともありますよね。
実は、レターパックには**送れないもの**と、**送ることはできても避けたほうがよいもの**があります。
また、品物によっては、成分や電池の種類などによって取り扱いが変わることもあります。
この記事では、レターパックで送れないものを一覧で紹介し、送れるものの具体例や発送前に確認したい注意点をわかりやすく解説します。
レターパックで送れないもの一覧
レターパックでは、現金や貴重品、危険物などを送ることができません。
日本郵便が案内している主な禁止品を一覧にまとめました。
| 送れないもの | 具体例・内容 |
|---|---|
| 現金 | 紙幣や硬貨など |
| 貴金属などの貴重品 | 金・銀・宝石類など |
| 危険物 | 爆発物・発火性のあるもの・毒劇物など |
| 愛護動物 | 哺乳類・鳥類・爬虫類など、法律で定められた動物 |
| その他の禁止・制限品 | 法令などによって輸送が禁止・制限されているもの |
これらは、レターパックライト・レターパックプラスのどちらでも送れません。
ただし、危険物や法令で制限される品物は、種類や成分などによって扱いが異なります。
判断に迷う場合は、発送前に日本郵便へ確認しましょう。
現金・貴金属などの貴重品
レターパックでは、現金を送ることができません。
例えば、お祝いのお金やお小遣いを封筒に入れて送りたい場合でも、レターパックは利用できないので注意しましょう。
現金を郵送する場合は、現金書留を利用します。
また、金・銀・宝石などの貴重品もレターパックでは送れません。
貴重品を郵送したい場合は、品物に応じて一般書留など、適切な方法を選ぶ必要があります。
爆発物・毒劇物などの危険物
爆発や発火のおそれがあるもの、毒物や劇物などの危険物も、レターパックでは送れません。
例えば、花火や燃料などは、危険物に該当するものがあります。
こうした品物は、レターパック以外の配送方法でも取り扱いが制限されている場合があります。
「少量だから大丈夫」「小さいものだから送れる」と自己判断せず、品物の成分や性質を確認することが大切です。
法律で定められた愛護動物など
犬や猫などの哺乳類、鳥類、爬虫類といった、動物愛護管理法で定められた愛護動物もレターパックでは送れません。
また、愛護動物に該当しない種類であっても、いきものはレターパックでの送付を控えるよう案内されています。
動物や生き物を送る必要がある場合は、その種類を取り扱える専門の輸送方法があるか確認しましょう。
送ることはできてもレターパックでは避けたいもの
レターパックには、明確に送れないものとは別に、日本郵便が送付を控えるよう案内しているものがあります。
主なものは次のとおりです。
- ガラスや陶磁器などの割れ物
- 精密機械などの壊れやすいもの
- なまもの・いきもの
- 芸術作品など、代わりの品物を入手しにくいもの
これらは、配送中に破損したり、品質が変化したりするおそれがあります。
また、レターパックには損害賠償がないため、万が一のことも考えて配送方法を選びましょう。
ガラス製品・陶磁器などの割れ物
コップやお皿、ガラス製の小物などは、レターパックでの送付を控えたいものです。
レターパックは専用封筒を使って送るサービスで、箱のように衝撃から中身を守る構造ではありません。
緩衝材で包んだとしても、配送中の衝撃によって割れてしまう可能性があります。
割れ物を送りたい場合は、品物に合った箱や緩衝材を使い、ゆうパックなどの配送方法を検討するとよいでしょう。
精密機械などの壊れやすいもの
精密機械も、日本郵便がレターパックでの送付を控えるよう案内しているものです。
精密機械は、外見に傷がなくても、衝撃などによって内部が故障する可能性があります。
特に、高価な電子機器や故障すると困るものを送る場合は注意が必要です。
なお、電子機器の中にはリチウム電池が使われているものもあります。
電池の種類や状態によって輸送条件が異なるため、破損への注意だけでなく、電池に関する規定も確認しましょう。
なまもの・いきもの・高価な芸術作品
生鮮食品などのなまものや、いきものも、レターパックでの送付を控えるよう案内されています。
レターパックには冷蔵・冷凍のサービスがないため、温度管理が必要な食品には向いていません。
また、絵画や一点ものの作品など、紛失・破損した場合に代わりを用意できないものも避けたほうがよいでしょう。
大切な品物ほど、料金の安さだけでなく、配送中の保護や補償の有無も考えて選ぶことが大切です。
レターパックで送れるか迷いやすいもの
レターパックで送れないものを確認しても、身近な品物については判断に迷うことがありますよね。
特に、スマホやモバイルバッテリー、化粧品、食品などは注意が必要です。
これらは品物の種類や成分、電池の状態などによって取り扱いが異なるため、一律に「送れる」「送れない」と判断しないようにしましょう。
スマホ・モバイルバッテリーなど電池を含むもの
スマートフォンやタブレットなどには、リチウムイオン電池が使われていることがあります。
リチウム電池を含む製品は、電池の種類や取り付け状態、容量、破損の有無などによって輸送条件が異なります。
特に注意したいのが、スマホ本体に内蔵された電池と、単体のモバイルバッテリーでは取り扱いが異なる場合があることです。
また、航空輸送の条件を満たさない場合、陸上輸送などに変更され、お届けに時間がかかることもあります。
ただし、航空輸送できないことと、レターパックで送れないことは同じではありません。
発送前には、日本郵便の公式サイトで電池の取り扱いを確認しましょう。
香水・化粧品・スプレー類
化粧品や日用品も、種類によって注意が必要です。
例えば、香水やマニキュアなどには、引火性のある成分が含まれていることがあります。
また、スプレー缶には高圧ガスが使われているものがあります。
そのため、同じ化粧品でも、クリーム状のものとアルコールを多く含む液体、スプレー式の製品では取り扱いが異なります。
化粧品だからすべて送れるわけではなく、反対に化粧品だからすべて送れないわけでもありません。
商品名だけで判断せず、成分や容器の種類を確認することが大切です。
判断に迷う場合は、商品情報を確認したうえで郵便局に相談しましょう。
食品・お菓子・飲み物
食品も、種類によってレターパックで送れるかどうかが変わります。
例えば、常温保存ができる個包装のお菓子や乾燥食品などは、内容物や梱包状態に問題がなければ送れる場合があります。
一方、生鮮食品や冷蔵・冷凍が必要な食品は、レターパックでの送付を避けましょう。
また、飲み物などの液体は、容器の破損や液漏れにも注意が必要です。
食品を送るときは、次の点を確認してください。
- 常温で保存できるか
- 配送中に傷むおそれがないか
- 容器が破損したり、中身が漏れたりしないか
- 危険物などに該当する成分が含まれていないか
特に、手作りのお菓子や賞味期限の短い食品は、配送中の温度や日数も考えて判断しましょう。
レターパックで送れるものの例
レターパックでは、送付が禁止されているものや制限のあるものを除き、書類や小さな荷物などを送ることができます。
一般的に送れるものの例をまとめました。
| 品物 | 発送時のポイント |
|---|---|
| 手紙・書類 | 契約書や請求書などの信書も送れる |
| カタログ・パンフレット | 重さや厚さの制限を確認する |
| 衣類 | 厚さや重さに収まるように梱包する |
| 本・雑誌 | 角折れや水濡れを防ぐように包む |
| 文房具 | 壊れやすいものや危険物に該当するものを除く |
| 常温保存できるお菓子 | 傷みやすいものや割れやすいものを避ける |
※上記は一般的な例です。同じ種類の品物でも、材質や成分、梱包状態によっては送れない場合があります。特に液体や電池を含む製品は、発送前に日本郵便の取り扱い条件を確認してください。
レターパックの特徴のひとつは、信書を送れることです。
信書とは、特定の相手に差出人の意思を伝えたり、事実を通知したりする文書のことです。
例えば、契約書や請求書などが該当します。
ただし、送れる品物でも、サイズや重さなどの条件を満たす必要があります。
また、重要な書類については、紛失時の補償がないことも考慮して配送方法を選びましょう。
レターパックを送る前に確認したい注意点
レターパックでは、内容物だけでなく、サイズや重さ、封筒の状態にも決まりがあります。
送れる品物であっても、利用条件を満たしていなければ発送できません。
サイズ・厚さ・重さの制限
レターパックには、青色の「レターパックライト」と赤色の「レターパックプラス」があります。
どちらもA4サイズの専用封筒を使いますが、厚さや配達方法などに違いがあります。
| 項目 | レターパックライト | レターパックプラス |
|---|---|---|
| 料金 | 430円 | 600円 |
| 専用封筒 | 340mm×248mm | 340mm×248mm |
| 重さ | 4kg以内 | 4kg以内 |
| 厚さ | 3cm以内 | 一律の厚さ制限なし |
| 配達方法 | 郵便受けへ配達 | 対面で配達 |
| 追跡サービス | あり | あり |
| 損害賠償 | なし | なし |
※料金・仕様は2026年10月時点の日本郵便公式情報に基づきます。
レターパックライトは厚さ3cm以内ですが、レターパックプラスには一律の厚さ制限がありません。
ただし、プラスでも専用封筒に収まり、封をきちんと閉じられる必要があります。
また、専用封筒が大きく破れている場合や、一部を切り取るなどの加工をした場合も利用できません。
一度配達されたものや、差出人に返還された使用済みのレターパックも再利用できないため、新しい専用封筒を用意しましょう。
破損・紛失しても損害賠償の対象にならない
レターパックには追跡サービスがありますが、損害賠償の対象にはなりません。
追跡サービスは、荷物の配達状況を確認できる仕組みです。紛失や破損が起きた場合に、内容品の代金を補償してくれるものではありません。
そのため、高価なものや壊れやすいもの、大切な品物を送る場合は注意が必要です。
万が一のときに補償が必要な品物は、書留やゆうパックなど、内容物に合った配送方法を検討しましょう。
海外への発送には利用できない
レターパックは国内向けのサービスなので、海外への発送には利用できません。
海外へ書類や荷物を送りたい場合は、国際郵便などを利用する必要があります。
ただし、国際郵便では、送り先の国や地域によって送れる品物が異なります。
国内では送れるものでも、海外へは送れない場合があるため、発送前に送り先の国の条件を確認しましょう。
レターパックで送れないものはどうやって送る?
レターパックで送れないものでも、別の配送方法を利用できる場合があります。
ただし、すべての品物がほかの方法で送れるわけではありません。
品物の種類に応じて、適切な方法を選びましょう。
| 送りたいもの | 検討したい方法 |
|---|---|
| 現金 | 現金書留 |
| 貴金属などの貴重品 | 一般書留など、品物に対応した方法 |
| 割れ物 | 適切に梱包してゆうパックなど |
| 冷蔵が必要な食品 | チルドゆうパックなど、温度管理に対応したサービス |
| 高価な品物 | 補償のある配送方法 |
| 危険物 | 輸送できるかを先に確認する |
例えば、現金は現金書留で送ることができます。
また、割れ物などは、適切な梱包をしたうえで、ゆうパックなどを利用する方法があります。
ただし、ゆうパックにも送れないものがあり、危険物などは配送方法を変更しても送れない場合があります。
「レターパックで送れないから、ゆうパックなら大丈夫」とは限らない点に注意しましょう。
迷ったときは、品物の名称や成分、電池の有無などを確認してから郵便局に相談すると、適切な方法を選びやすくなります。
まとめ|レターパックで送れないものは発送前に確認しよう
レターパックでは、現金や貴金属などの貴重品、爆発物・毒劇物などの危険物、法律で定められた愛護動物などを送ることができません。
また、ガラス製品や精密機械、なまものなどは、日本郵便が送付を控えるよう案内しています。
スマホや化粧品、食品などは、品物の種類や内容によって取り扱いが異なるため、個別に確認することが大切です。
発送前には、次の3つを確認しておきましょう。
- 送ることが禁止されている品物ではないか
- 破損や品質の変化などの心配がないか
- サイズ・重さ・輸送条件を満たしているか
レターパックは便利なサービスですが、すべての品物を送れるわけではありません。
送れるかどうか迷ったときは、日本郵便の公式情報を確認し、品物に合った方法で発送してくださいね。

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