LINE電話を使うとき、「本当に無料で話せるの?」「長電話すると料金がかかる?」「ギガはどのくらい減るの?」と気になることがありますよね。
LINEの友だち同士で利用する音声通話やビデオ通話は、基本的に通話料無料で利用できます。
ただし、LINE電話はインターネット回線を使って通話するため、Wi-Fiではなくスマホのモバイル通信を使うと、通常はデータ通信量(ギガ)を消費します。
つまり、「LINE電話は通話料無料」でも「通信まで何も消費しない」という意味ではありません。
この記事では、LINE電話の通話料や通信料の考え方、1時間でどのくらいギガを消費するのか、Wi-Fiや海外で利用した場合はどうなるのかをわかりやすく解説します。
LINE電話は無料?通話料と通信料の違い
結論からいうと、LINEの友だち同士で利用する音声通話・ビデオ通話には、通常の電話のような通話時間に応じた通話料はかかりません。
ただし、LINE電話にはインターネット接続が必要です。
Wi-Fiではなく4G・5Gなどのモバイル通信を利用すれば、通常は契約している携帯電話会社のデータ通信量を消費します。
まずは違いを整理してみましょう。
| 利用方法 | 通話料 | モバイルデータ通信量 |
|---|---|---|
| LINE音声通話 | 無料 | 通常は消費する |
| LINEビデオ通話 | 無料 | 通常は消費する |
| Wi-FiでLINE通話 | 無料 | 携帯電話会社のギガは基本的に消費しない |
| 電話番号を使う通常の電話 | 契約プランなどによる | LINE電話とは仕組みが異なる |
「無料なのにギガを使うの?」と少しわかりにくく感じるかもしれませんが、通話料とデータ通信は別のものと考えるとわかりやすいでしょう。

LINE電話が無料で使えるのはなぜ?
LINE電話は、通常の電話回線ではなく、インターネットを利用して音声や映像をやり取りする通話サービスです。
このようにインターネットを利用した通話の仕組みは、一般に「IP電話」と呼ばれます。
そのため、LINEユーザー同士の通話では、通常の電話のように「30秒○円」といった通話時間に応じた通話料が発生しません。
ただし、インターネット回線を利用する以上、モバイル通信なら通常はデータ通信量を消費します。
長電話しても通話料はかからない?
LINEユーザー同士の音声通話であれば、10分、30分、1時間と長電話をしても、通話時間に応じた通話料はかかりません。
「1時間話したから通話料が高額になる」という通常の従量制通話とは仕組みが異なります。
ただし、モバイル通信を利用している場合は、通話時間が長くなるほどデータ通信量も増えていきます。
長電話をすることが多い方は、通話料よりも「どのくらいギガを消費するのか」を確認しておくと安心です。
LINE電話ではどのくらいギガを消費する?
LINE電話でモバイル通信を利用した場合、実際にどのくらいデータ通信量を消費するのでしょうか。
LINEMO公式が掲載している目安では、LINEの音声通話は1分あたり約0.3MB、1時間あたり約18MBです。
ビデオ通話は1分あたり約5.1MB、1時間あたり約307MBが目安とされています。
比較すると次のようになります。
| 通話時間 | 音声通話 | ビデオ通話 |
|---|---|---|
| 1分 | 約0.3MB | 約5.1MB |
| 10分 | 約3MB | 約51MB |
| 30分 | 約9MB | 約153MB |
| 1時間 | 約18MB | 約307MB |
実際のデータ消費量は利用状況や通信環境などによって変わる可能性があるため、あくまで目安として考えてください。
毎日1時間LINE電話すると1か月で何GB?
音声通話1時間で約18MBという目安を使って、毎日1時間LINE電話した場合を計算してみましょう。
18MB × 30日 = 約540MB
1か月で約540MB(約0.54GB)が目安です。
LINEMO公式でも、毎日1時間の音声通話を30日続けた場合のデータ消費量は約0.54GBと案内されています。
音声通話だけであれば、1時間話しただけですぐに何GBも消費するわけではありません。
ただし、毎日のように長時間利用する場合は、その分だけデータ消費量も積み重なります。
ビデオ通話は音声通話よりギガを多く使う
LINEのビデオ通話も通話料は無料ですが、音声だけでなく映像も送受信するため、音声通話より多くのデータ通信量を使用します。
先ほどの表では、1時間あたりの目安は音声通話が約18MBなのに対し、ビデオ通話は約307MBです。
毎日1時間ビデオ通話を30日続けると、目安では1か月に約9.2GBになります。
映像を見る必要がなく、ギガをできるだけ節約したい場合は、ビデオ通話ではなく音声通話を利用するとデータ消費量を抑えやすくなります。
Wi-FiでLINE電話をすると料金はかかる?
自宅などのWi-Fiに接続してLINE電話を利用している間は、携帯電話会社の4G・5Gなどのモバイルデータ通信を基本的には使用しません。
そのため、Wi-Fi経由でLINE電話をすれば、スマホの料金プランに含まれるギガの消費を抑えられます。
長時間LINE電話をする場合やビデオ通話をする場合は、安定したWi-Fi環境を利用するとギガの節約になります。
ただし、「Wi-FiでLINE電話をすれば何もかも完全に0円」という意味ではありません。
たとえば、自宅の光回線やホームルーター、モバイルWi-Fiなどを契約している場合は、そのインターネット回線自体の利用料金がかかります。
整理すると、
- LINEユーザー同士の通話料:無料
- Wi-Fi利用中のスマホのギガ:基本的に消費しない
- 自宅などのインターネット回線料金:契約内容に応じてかかる
という違いがあります。
また、Wi-Fiからモバイル通信へ切り替わった場合は、モバイルデータ通信を利用することがあります。
データ使用量をできるだけ増やしたくない場合は、通話中の通信状態も確認しておくと安心です。
LINE電話をかけた相手にも料金はかかる?
LINE電話では、電話をかけた側だけでなく、電話を受けた側もインターネット回線を利用します。
そのため、相手がWi-Fiではなくモバイル通信でLINE電話を受けている場合は、受けた側もデータ通信量を消費します。
「電話をかけた人だけギガを使い、受けた人は使わない」という仕組みではありません。
ただし、相手もWi-Fiを利用しているのであれば、相手の携帯電話会社のモバイルデータ容量も基本的には消費しません。
長時間LINE電話をする予定がある場合は、お互いにWi-Fiを利用できる環境なら、スマホのギガ消費を抑えながら通話できます。
海外でLINE電話をすると料金はどうなる?
海外にいる家族や友人とLINE電話をするときも、「国際電話だから高額な通話料がかかるのでは?」と心配になりますよね。
LINEユーザー同士のLINE電話はインターネットを利用するため、相手が海外にいるという理由だけで、通常の国際電話のような通話時間に応じた国際通話料が発生する仕組みではありません。
ただし、注意したいのが海外で利用するインターネット回線の料金です。
海外滞在中にスマホのモバイルデータ通信を利用すると、契約している携帯電話会社や料金プランによっては、海外ローミングなどの料金がかかる場合があります。
そのため、
「LINEの通話料は無料」=「海外でもスマホの通信料金が必ず0円」ではありません。
海外でLINE電話を利用するときは、契約している携帯電話会社の海外データ通信・ローミングの料金や条件を事前に確認しておきましょう。
ホテルなどのWi-Fiを利用する方法もありますが、接続するWi-Fiの安全性には注意が必要です。
LINE電話のギガ消費を抑える方法
LINEの音声通話はビデオ通話ほどデータ消費量が多くありませんが、データ容量の少ないプランを利用している場合は少しでも節約したいですよね。
ギガの消費が気になる場合は、次のポイントを意識してみましょう。
長電話するときはWi-Fiを利用する
もっともわかりやすい方法は、Wi-Fiに接続してLINE電話をすることです。
Wi-Fiを利用している間は、携帯電話会社のモバイルデータ容量を基本的に消費しません。
特に毎日長時間通話する場合やビデオ通話を利用する場合は、安定したWi-Fi環境を利用するとギガを節約できます。
ビデオが必要なければ音声通話を利用する
相手の顔や映像を見る必要がない場合は、ビデオ通話ではなく音声通話を利用する方法もあります。
データ消費量の目安は、1時間あたり音声通話が約18MB、ビデオ通話が約307MBです。
「会話ができれば十分」という場合は、音声通話にするとデータ消費量を抑えやすくなります。
契約している料金プランのデータ消費対象を確認する
契約している携帯電話会社や料金プランによっては、特定のアプリで利用したデータ通信量を消費量としてカウントしないサービスがあります。
たとえばLINEMOでは「LINEギガフリー」が提供されており、LINEのトークだけでなく、音声通話・ビデオ通話もデータ消費ゼロの対象です。
ただし、LINEのすべての通信が対象になるわけではなく、トークでの位置情報の共有やスタンプショップ、ニュース記事の閲覧など、一部対象外となる機能があります。
また、技術的な要因などによってデータ通信量を消費する場合もあります。
サービス内容や対象機能は変更される可能性があるため、利用するときは携帯電話会社の公式ページで最新の条件を確認してください。
LINE電話の料金についてよくある疑問
LINE電話を1時間すると料金はいくら?
LINEユーザー同士のLINE音声通話なら、1時間話しても通話時間に応じた通話料は0円です。
ただし、Wi-Fiではなくモバイル通信を利用している場合は、通常はデータ通信量を消費します。
目安では、LINE音声通話1時間あたり約18MBです。
そのため「1時間で何円」と考えるよりも、契約している料金プランのデータ容量の中から約18MBを使う、と考えるほうがわかりやすいでしょう。
データ容量を使い切った場合の速度制限や追加料金の有無などは、契約している料金プランによって異なります。
ギガを使い切ってもLINE電話はできる?
契約しているデータ容量を使い切って通信速度が制限された場合でも、インターネットへ接続できる状態であればLINE電話を利用できる場合があります。
ただし、通信速度や回線状況によっては、声が途切れる、遅れて聞こえる、ビデオ映像が安定しないといったことも考えられます。
速度制限時の通信速度は携帯電話会社や料金プランによって異なるため、「ギガを使い切っても必ず問題なくLINE電話ができる」とは限りません。
安定して通話したい場合は、Wi-Fiへ接続するなど通信環境を確認してみましょう。
なお、LINEMOのLINEギガフリーでは、データ容量を使い切って通信速度制限がかかった場合でも、対象となるLINEアプリの通信速度は落ちないと案内されています。
LINE電話から携帯電話や固定電話の番号にかけられる?
普段使っているLINEの音声通話は、LINEユーザー同士で利用する通話機能です。
通常のLINE通話から、携帯電話番号や固定電話番号を入力して電話をかけることはできません。
110や119などの緊急通報へ発信することもできません。
そのため、「LINE電話なら携帯電話や固定電話へも無料で電話できる」という意味ではない点に注意してください。
携帯電話番号や固定電話番号へ電話をかける場合は、スマホの通常の電話機能などを利用します。
その場合の通話料金は、利用するサービスや契約プランによって異なります。
まとめ|LINE電話は通話料無料でもギガは消費する
LINEユーザー同士の音声通話やビデオ通話は、通話時間に応じた通話料がかからず無料で利用できます。
ただし、LINE電話はインターネット回線を利用するため、4G・5Gなどのモバイル通信で利用すると、通常はデータ通信量(ギガ)を消費します。
ポイントを整理すると、
- LINEユーザー同士の音声通話・ビデオ通話は通話料無料
- モバイル通信でLINE電話をすると通常はギガを消費する
- 音声通話のデータ消費量は1時間約18MBが目安
- ビデオ通話は1時間約307MBが目安
- Wi-Fi利用中は携帯電話会社のギガを基本的に消費しない
- 電話を受けた側も、モバイル通信ならデータ通信量を消費する
- 海外ではLINEの通話料だけでなく、データローミングなどの料金にも注意する
「LINE電話は無料?」と迷ったときは、「通話料は無料。ただしモバイル通信なら通常はギガを使う」と覚えておくとわかりやすいでしょう。
長時間の通話やビデオ通話でギガの消費が気になる場合は、安定したWi-Fi環境を利用するとデータ消費量を抑えられます。

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