Ledger Nano Sでリップルを管理 設定の仕方とトランザクションの確認について
仮想通貨つまり暗号通貨の認知度は上がってきましたが、まだまだこれから広まっていくのだと思います。
今、全世界で規制が始まって徐々に体制が整えられていくように思えます。
今後どの通貨が広まっていくかは誰にもわからないでしょう。
その通貨の普及にあたり、仮想通貨の取引所などに常時保管するのが危険であることはみなさんも知っていることだと思います。
できればハードウェアウォレットで管理するのが安心かと思います。
ハードウェアウォレットとして人気があるLedger Nano Sでリップルを管理するように設定するにはどうするか、についての購入と初期設定について解説します。
*注意!!
リップルも新しいアプリ(Ledger Liveアプリ)で管理できるようになりました。2019年6月追記
参考記事⇒新しいアプリ Ledger Liveとは 設定方法や使い方、注意点について
Contents
Ledger Nano Sでリップルを管理
コールドウォレットの1つであるハードウェアウォレットは多額の仮想通貨を管理するには必須アイテムと言えます。
ハードウェアウォレットの中で有名なLedger Nano Sはリップルを保管するには最適と言われています。
リップル以外にもビットコイン、イーサリアム、その他のオルトコイン(アルトコイン)で全27種類の暗号通貨を管理できます。(2018年6月時点)
アップデートは続くので、今後も対応通貨は増え続けていくでしょう。
Ledger社が開発したこのLedger Nano Sは堅牢なセキュリティで暗号通貨資産、デジタルペイメントを守ります。
秘密鍵を完全に隔離されたオフラインで管理できます。
その秘密鍵は高度な暗号化によりLedger Nano S内に保管されています。
使用する際にはLedger Nano Sをパソコンへの接続をUSBを介してして、Ledger Nano S上でPINコードの入力が必要になります。
有機ELディスプレイと2つの物理ボタンの組み合わせで内部の暗号通貨資産、暗号通貨取引のセキュリティを確実に守ります。
Chromeアプリケーションが動作する全てのコンピュータにUSB接続が可能になります。
Ledger Nano Sは複数のWEBウォレッットと連携することで対応通貨を拡張できます。
そのWEBウォレッットには、MyetherWallet、Electrum、Copay、Mycelium、BitGo、GreenBitsなどがあります。
例えば、MyetherWalletとの連携でイーサリアムプラットフォームを使っている「ノアコイン」などを扱うことができます。
リップルが保管できることが売りのLedger Nano S。
このLedger Nano Sでリップルを管理するには、
お持ちのパソコンがWindowsの場合は、Windows7以上であることが必要です。(Macの場合は10.8以上、Linuxの場合はupdevルールの設定が必要になります)
そして、そのパソコンにGoogle Chromeがインストールされていることも必要になります、なぜならリップルアプリケーションもChrome上にインストールされるChromeアプリケーションだからです。
その上でLedger Nano S本体にLedger Managerを使ってリップルのアプリをインストールすることが必要です。
パソコンにもLedger Nano Sにもアプリがインストールされていることを確かめてください。
そして、もう1つ、Ledger Nano Sのファームウェアを最新バージョンにすることをおすすめします。(2018年7月以降に正規サイトで新品で購入した場合はアップデートをしなくてもリップルは使えます)
なぜなら、最新バージョンのファームウェアはいろんな改善がされているのです。(あまり古いバージョンだとリップルが管理できません、1.3.1以上)
設定の仕方
大事なリップルを盗まれないためにも、ハードウェアウォレットに保管することが大事ですが。
あなたのLedger Nano Sに保管しましょう。
他人がPINコードを知っているものには保管しないようにしましょうね。
参考記事⇒Ledger Nano Sの中古品などの危険性は?どうすれば安全?処理の仕方について
そのようなことが起きないためにも、海外の正規の販売サイトか日本国内の正規の販売代理店などでの購入をおすすめします。
海外はちょっとという人は日本の正規代理店でいいと思います。
日本の代理店は日本語でもフォローしてくれますから安心です。
代理店サイトで購入すれば自動的にフォローアップのメールなどが届くようになるので便利です。
こちらのところに公式サイトURLがあります⇒Ledger Nano S(ハードウェアウォレット)とは 購入と初期設定について
Ledgerアプリは最近、総合取引管理アプリ「Ledger Live」というのが出ました。ただ、Windows ですと10からでないとだめなのでWindows8.1などを使っている人は、マネジメントアプリの「Ledger Manager」とウオレットアプリの「Ledger Wallet Ripple」をインストールすることになります。
Ledger Managerは上記の公式サイトの上の真ん中あたりにある「LEDGERアプリ」をクリックするとLedgerデバイス専用アプリの一覧がでますから、下にスクロールするとあります。
その右にある > マークをクリックするとChromeウェブストア内のLedger Managerのダウンロード画面が出ますのでChrome内にダウンロードしましょう。
次に同じ「LEDGERアプリ」の下の方に「Ledger Wallet Ripple」がありますから、右にある > マークをクリックしましょう、するとダウンロード画面が出るので右にある「GET THE APP」をクリックして、パソコン内に「Ledger Wallet Ripple」をダウンロードします。(デスクトップにショートカットを作成)
ビットコインとイーサリアムのウオレットアプリはChrome内にインストールされますが、リップルはデスクトップにショートカットを貼りつける形でパソコンにダウンロードされます。
ダウンロードの途中で「Create a desktop shortcut」の左にチェックを入れるようにしましょう。
さて、次はLedger Nano S本体にリップルアプリをインストールします。
Chromeアプリ内にあるLedger Managerを起動します。
それからLedger Nano S本体をパソコンにUSB接続します。
PINコードを入力すればLedger Managerが表示されますのでStoreのAPPLICATIONSを表示してイーサリアムよりも下にスクロールしてリップルアプリを表示しダウンロード(↓)マークをクリックします。
Ledger Nano S本体の有機ELの画面に「Allow Ledger manager?」と表示が出るので右側(レ、チェックマーク側)のボタンを押します。
するとLedger本体にリップルアプリがインストールされます。
ここでLedger本体をパソコンから外し、Ledger Managerも閉じておきます。
次に以前にインストールしたLedger Wallet Rippleをショートカットにより起動します。
再度Ledger本体をパソコンにUSB接続しPINコードを入力します。
Ledger Nano S本体のボタンでリップルを選んで、2つのボタンを同時に押して選択します。
するとLedger Wallet Rippleの画面が表示されます。
この画面で送出(↑)ができたり受取(↓)などの情報が確認できます。
最初の送出ではリップルを20以上にする必要があるのでご注意を!
トランザクションの確認
送出や受取のトランザクションはLedger Wallet Ripple内で詳細は確認できません。
ホームページ(家マーク)をクリックすると下の方に「LAST OPERATIONS」と記載されていてDATE&TIMEとAMOUNTだけが表示されています。
送出の場合のトランザクションは送出ボタンを押す前に出ている画面をプリントスクリーンなどして残しておきましょう。
送った結果としては表示されませんので送る前の画面を残しておきましょう。
受取の場合は送った側で情報がとれなければ確認することはできません。
まとめ
ハードウェアウォレットはコールドウォレットの1つで、仮想通貨を管理するにはセキュリティの最も優れたアイテムです。
多額のトークンを安全に簡便に管理するには必要と言えるでしょう。
そのハードウェアウォレットの中で人気があるLedger Nano Sではリップルが管理できます。
Ledger本体とパソコン内にリップルアプリをインストールして管理しましょう。
トランザクションの確認は不便なところがあるようです。
*注意!!
リップルも新しいアプリ(Ledger Liveアプリ)で管理できるようになりました。2019年6月追記
参考記事⇒新しいアプリ Ledger Liveとは 設定方法や使い方、注意点について
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