iPhoneの写真や動画データを簡単にやりとりするには何を使えばいいのか
iPhoneで写真を撮ったり動画を撮影したりすると、どんどんiPhoneに溜まっていきます。
容量が少ないと、iPhoneの動作も遅くなったりで影響が出てきます。
AndroidみたいにSDカードなどに簡単に移動できればいいのですが、iPhoneにはSDカードスロットがありません。
そんなときにはどうすればいいのか考えてみました。
iPhoneの写真や動画データを簡単にやりとりするには何を使えばいいのかを紹介します。
Contents
iPhoneの容量について
2019年8月の時点でAppleの公式サイトでの情報を示すと、
それぞれの機種での容量は以下のようになります。
機種名 | 16GB | 32GB | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
iPhone SE | 〇 | 〇 | ||||
iPhone 6 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
iPhone 6Plus | 〇 | 〇 | ||||
iPhone 6S | 〇 | 〇 | ||||
iPhone 6SPlus | 〇 | 〇 | ||||
iPhone 7 | 〇 | 〇 | ||||
iPhone 7Plus | 〇 | 〇 | ||||
iPhone 8 | 〇 | 〇 | ||||
iPhone 8Plus | 〇 | 〇 | ||||
iPhone X | 〇 | 〇 | ||||
iPhone XR | 〇 | 〇 | 〇 | |||
iPhone XS MAX | 〇 | 〇 | 〇 | |||
iPhone XS | 〇 | 〇 | 〇 |
一番少ない容量でiPhone 6やiPhone 6Plusの16GB、最大でiPhone XS MAXやiPhone XSの512GBに7なります。
私は以前iPhone 6SPlusの128GBを使っていましたが、2018年12月にiPhone 8Plusの256GBに機種変更しました。
そのときにもiPhone XSやiPhone XS MAXなどもラインナップがあったのですがmineoのSIMの関係上選択することはできませんでした。
まあ、256GBでも充分に思ってましたから悩みはしませんでした。
iPhoneの写真や動画データの保存
iPhoneの写真や動画データはiPhoneのストレージかiCloudに保存されることになります。
iCloudもiPhoneの外部と言えば外部なのですが、設定により自動的に保存されるとはいえ、
パソコンにコピーするにはパソコン版のiCloudをパソコンにインストールする必要があるし、
それからパソコンでパソコン版のiCloudを開きiCloud写真を開いた上で写真などのデーターを選択し「選択した項目をダウンロード」のアイコンをクリックしてパソコンにダウンロードする必要があります。
*iCloud写真はiOS11以前はiCloudフォトライブラリという名称でした。
通常はiPhoneのストレージに保管されますが、以下の設定によりiCloudに自動的に保管されるようになります。
設定の仕方は、
設定アプリを起動して、
中ほどにある「写真」をタップします。
上にある「iCloud写真」をオンにします。
これでiCloudにすべての写真や動画を自動で保存することができるようになります。
iPhoneの空き容量が少なくなったときに、自動的に写真や動画のサイズを調整する機能は「iPhoneのストレージを最適化」をチェック✓することで得られます。
下の「オリジナルをダウンロード」を選択すれば容量の大きなサイズのままになりますから、すぐにフルサイズが使えますが、iPhoneの空き容量を圧迫し機能を邪魔することになることもあります。
またiOS11以降の機能で容量の小さなサイズでのフォーマットが適応されることがありますが、その場合はそのままパソコンなどに転送しても表示されないことがあるため、
パソコンなどに写真や動画などを転送する時に、自動的にパソコンなどでも表示されるようにフォーマットを変更する機能があります。
その設定には、
設定画面の「写真」を選択し、
「写真」の画面の一番下のほうに、「MACまたはPCに転送」というところがあります。
そこの「自動」にチェック✓を入れます。
これでパソコンなどに転送する際に自動的に表示されるフォーマットに変更されます。
参考記事⇒iPhoneの写真がパソコン(PC)で見れない、なぜ、解決の方法について
iPhoneのデータを外部に簡単に保管する方法
iCloud経由ではなくても写真や動画のデーターを簡単に移動することができます。
1)iPhoneとパソコンをUSBケーブルでつなぎパソコンに写真や動画のデータをコピーすることができます。
iPhoneの付属ケーブルでUSBでパソコンと接続します。
この時に最初、パソコンを信頼しますかと聞いてきますので「信頼」を選択しましょう。
これで接続して中にあるデータが表示できることになります。
パソコンの「エクスプローラー」を開きましょう。(「Windowsマークを右クリックするとコントロールパネルの下あたりにエクスプローラーがあります)
エクスプローラーを開くとPCの中に「iPhone」というのが表示されています。
「iphone」というのをクリックすると「internal Storage」が表示されますから、
それをクリックして表示された「DCIM」をクリックしましょう。
その中にはいろんなフォルダがあるので、それぞれのフォルダの中でパソコンにコピーしたいものを探しましょう。
目当てのデーターがあればドラッグ&ドロップでパソコンの任意の場所にコピーすることができます。
マウスの右クリックで「コピー」して「貼りつけ」もできますよ。
*パソコンに「iPhone」のデーターをコピーすることはできてもパソコンから「iPhone」にコピーすることはできません。
もし「iPhone」の写真や動画を全てパソコンに取り込みたいなら、エクスプローラーのPC内の「iPhone」を右クリックすると、
一覧が表示されますので、「画像とビデオのインポート」を選択し、
次の画面で「すべての新しい項目のインポート(A)」をチェックして、下にある「インポート」をクリックしましょう。
パソコンにインポートされた写真やビデオ(動画)はPCの「ピクチャ」内に作成されたフォルダ内に保存されます。
iPhone7/7Plus以降のiPhoneでiOS11以降のカメラでは、「iPhoneのストレージを最適化」をチェックしていれば、写真もビデオも新しいフォーマットで保存されます。
そのフォーマットがPCでは見れないことがあるようです。
対応は上記と同じように「設定」の「写真」の画面の一番下のほうに、「MACまたはPCに転送」というところで「自動」にチェック✓を入れます。
そうすれば、PCでも見れるフォーマットに変換されて「ピクチャ」内に作成されたフォルダ内に保存されます。
2)カードリーダー Flash device HDのようなものを使いLightningに接続してiPhoneの写真や動画のデーターをSDカードなどにコピーする。
iPhoneには i-FlashDeviceというアプリをApple Storeよりインストールします。
この機器のLightning端子をiPhoneに挿入します。
この画面が開きますから、
「許可」をタップします。
次にこの画面が開きますから、
アルバムをタップして開き、コピーさせる写真や動画のファイルを開きます。
右上にある「編集」をタップすると
この画面になりますから、
選択する写真などにタッチして選択します。
そして完了をタッチするとこの画面になるので、
「設備」をタップします。
SDカード側のコピー場所を表示して、
そこをタップすると、
この画面になるので、上にある「コピーして」をタップするとここにコピーされることになります。
このSDカードにコピーされた写真や動画はiPhone7/7PlusのiOS11以降の場合、PCで見れないフォーマットである可能性があることを注意しておきましょう。
SDカードからPCにコピーされたときに見れないことがありえます。(USBケーブルでのコピーのところで説明済み)
次にSDカードの写真や動画データをコピーするには、
この画面で「設備」をタップします。
コピーするデータを表示します。
右上の「編集」をタップすると、
左にチェック部分が表示されますからチェック✓を入れます。
次に左下にある「コピー」をタップします。
この画面で「アルバム」をタップします。
するとiPhoneのアルバムにコピーされます。
まとめ
パソコンとUSB接続して「信頼する」とすればパソコンにiPhoneの写真や動画のファイルをコピーできます。
ただ、パソコンから移動する時には別のSDカードなどのデバイスにコピーする必要があるため、それなら最初からSDカードにコピーできるカードリーダー Flash device HDのようなものを使う方が便利ですね。
カードリーダー Flash device HDにはLightning端子以外にUSB端子もあるし、またSDカードを取り外して直接パソコンなどのSDカードスロットに差し込むことで他のところにコピーができますね。
ただ、iPhone7/7PlusのiOS11以降の機種の場合、PCで見れないフォーマットを使われる恐れがありSDカードにコピーした写真や動画などはPCで見ることができない可能性があります。
それ(PCで見えないフォーマットで保存される)を防ぐには、「設定」の「写真」で「iPhoneのストレージを最適化」をチェック✓しないで下の「オリジナルをダウンロード」をチェック✓しておけば大丈夫です。
そうすれば、それぞれのファイルは容量がおおきいので早めに写真や動画で溢れないようにSDカードなどにうつしておくようにしましょう。
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