お彼岸に結婚式などの祝い事をするのはどうなの?

 

 

お彼岸にお墓参りをする方は多いと思います。

でも、このお彼岸がどういういきさつでできて

日本に根付いているのかを知っている人は少ないでしょう。

そんなお彼岸の起源などをひも解くことで、

お彼岸に祝い事などをするのはどうなのかを考えてみましょう

 

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お彼岸の起源

お彼岸の起源ですが、「日本後記」という書物の中に書かれているようです。

平安時代に非業の死をとげた早良(さわら)親王の慰霊のために行われた法要が起源であると記されています。

早良親王が出家をやめ、 桓武天皇の即位とともに皇太子になったときに、藤原種継暗殺事件に関わったとして、あるお寺に幽閉されたのちに、淡路に流される途中で亡くなられたとのこと。その後、皇室にいくつもの不幸災難などが続いたため、親王のたたりによるものだと考えられ、早良親王の慰霊のために、諸国国分寺の僧侶に春秋の七日間にその慰霊法会を営ませたことが起源だとされています。

時が経ち、江戸時代にはこの行事が庶民の間に先祖供養の「お彼岸」として広まり、人々はこの期間にお寺やご先祖様のお墓にお参りするようになり。その後、明治に入り「春季皇霊祭・秋季皇霊祭」という呼び名に変わったのですが。この背景には「明治維新」というものがあります。天皇を中心にした国造りを行い、皇室の神道の普遍化を狙うため、試行錯誤の上、神武天皇と孝明天皇以外のたくさんの天皇のためにまとめてお祭りをするよう、春と秋のお彼岸に「春季皇霊祭・秋季皇霊祭」を行うようになったのだとか。

その後、太平洋戦争が終わり、以前に民間に広く行われていた先祖供養の日として「お彼岸」を復活させたという流れがあるのです。日本人にとっては古くから意味のある文化として引き継がれたものなんですね。日本人の心の中に根付いている宗教行事なのでしょう。他の仏教国にはこのようなものが無いらしいです。

 

お彼岸とはどういうもの?

「春分の日」は自然をたたえ、生物をいつくしむ日、「秋分の日」は祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日として、国民の休日に定められています。その「春分の日」と「秋分の日」は彼岸の中日でもあります。

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日本の仏教では、ご先祖様がいる極楽を「彼岸」、私たちが生活している現世を「此岸(しがん)」といい、彼岸は西に、此岸は東に位置しているとされていて、3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東からのぼり、真西にしずむので、先祖供養に最適だということでお彼岸をするようになりました。

お彼岸の期間は春分の日と秋分の日を中日として前後3日づつあり計7日間で、それぞれの初日を彼岸入り、それぞれの終わりの日を彼岸明けとしています。

お彼岸には彼岸の中日前後に先祖供養としてお墓に参りし、残りの6日間は悟りの境地に達するよう六波羅蜜の修業をするとされています。

お彼岸の食べものとしては「ぼたもち」と「おはぎ」があります、春のお彼岸には牡丹(ぼたん)の花が咲き、秋のお彼岸の日には萩(はぎ)の花が咲くので、牡丹餅とお萩から名付けられたもので、基本的には同じものですが呼び分けるようになったのです。

お彼岸の期間中には仏壇に果物などと一緒にぼたもちやおはぎが供えられます。

 

お彼岸に結婚式などのお祝い事はどうなの?

日本人の心の中に根付いているお彼岸は、無視することは難しいかもしれません。長い歴史があるので、お彼岸の日には墓参りをして、悟りの境地に達しなければという想いがあって、祝い事なんかで浮かれている場合でないと思う人が多いのかもしれません。そういう風にずっと教育されてきましたからね、気持ちを切り替えるのは難しいですよね。

ただ日本以外の仏教国ではお彼岸の行事はないのですから。お祝い事に関わっている人々が気にしなければ、何の問題もないと思います。要は心の問題でしょう。関わっている人々が全て、この日にはどうしてもお彼岸の行事をしなければ気が済まないと思っていなければいいのです。先祖様に対して感謝の気持ちをもっていて、正しい行いをできるようであればいつお墓参りをしようが問題ないと思いますがいかがでしょう。

でも、1人でも不快に思う人がいれば、あとあといろいろとややこしいですからね。そんなときはできるだけ祝い事を避けるようにしないとね。

でも、お彼岸に祝い事を慎むのは、その年に亡くなったかたの遺族だけでいいと言われてもいるらしいです。

神社とお寺に相談すれば逆にお日柄が良いと言われることもあるらしいですね。

これらのことを説得の材料にして、その人に納得してもらえばいいのかもしれない。

 

まとめ

お彼岸のように長い間受け継がれてきたものは、心に根付いているのでなかなか気持ちを切り替えることができないかもしれない。

お彼岸にはこうしなければという信念があれば、受け入れられないのもしかたないのかも。

でも、そんなお彼岸の主旨を理解し、月日にとらわれず臨機応変に対応できるようになればいいですね。

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