新幹線でWi-FiをiPhoneで使うには 料金体系や設定の仕方について
新幹線で遠くへ移動するときは、長い時間をもてあますことになりそうですから、できればWi-FiにつないでiPhoneを使いたいですね。
また、その時間を有効に使いたいと思う人もいるでしょうからWi-Fi環境があればうれしいですよね。
新幹線でWi-FiをiPhoneで使うには 料金体系や設定の仕方について紹介します。
Contents
新幹線でWi-FiをiPhoneで使うには
今後、Wi-Fiの拡充は進んでいくでしょうが、
今のところ新幹線でWI-Fiが使えるのは東海道新幹線のN700A・N70系と東北・北陸・山形・秋田新幹線(2018年5月より順次対応予定)に限られるようです。
JR東海の東海道新幹線で使うことができるのはN700A・N70系のみです、他の列車では使用できません、乗車の際にご確認ください。
JR東海の東海道新幹線(新大阪駅~東京駅)のN700A・N70系での公衆無線LANを利用するには以下の公衆無線LAN事業者との契約が必要です。
NTTドコモ「docomo Wi-Fi」
ドコモ回線を契約している方は無料か割安で利用ができます。
契約のない人も高めの料金で利用することができます。
ソフトバンクテレコム「BBモバイルポイント」
SoftBank、YAHOO!JAPAN、YAHOO!BB、ODN、SpinNet、ULTINA.@nifty、au one net、econnect.jp、OCN、So・net、Wi2、WIRELESS GATEなどのプロバイザーに加入していれば、BBモバイルポイントのサービスを使うことができます。
UQコミュニケーションズ「UQ Wi-Fi」
UQ WiMAXを契約中なら利用できます。
NTT東日本「フレッツ・スポット」(既存契約者のみ、新規契約はされていません)
フレッツ・アクセスサービス(フレッツ光ネクスト マンションタイプなど)を利用している人で「フレッツ・スポット」に申し込んでいる人(既存契約者のみ)が使えます。
NTT西日本「フレッツ・スポット」(既存契約者のみ、新規契約はされていません)
フレッツ・アクセスサービス(フレッツ光ネクスト マンションタイプなど)を利用している人で「フレッツ・スポット」に申し込んでいる人(既存契約者のみ)が使えます。
JR東日本の東北・北陸・山形・秋田新幹線は2018年5月より順次対応予定となっています。
東北・北陸・秋田新幹線では、2018年5月よりE5・E6・E7系の車両で整備が進んでいきます。
山形新幹線では2018年から始まるE3系の車両改修により順次サービスが始まっていきます。
ともに2019年度内には全編成がサービスに対応する予定になっています。
一部の駅間トンネルでは携帯電話サービスが提供されていないことによりWi-Fiを使用することができないようです。
携帯電話サービスの普及が待たれます。(二戸駅~新青森駅、上毛高原駅~長岡駅、上田駅~上越妙高駅など)
料金体系
JR東海の東海道新幹線のN700A・N70系は
NTTドコモ「docomo Wi-Fi」
Xi契約またはFOMA契約でプロバイダ契約と一部のプロバイダオプションの契約がある場合は無料で使うことができます。
FOMA契約でiモードを利用している場合は月額300円で利用できます。(初回申込時31日間は無料)
Xi契約またはFOMA契約でプロバイダ契約が無い場合は月額300円で利用できます。(初回申込時31日間は無料)
契約のない人も高めの料金で利用することができます。
1日388円、1週間972円、3週間1404円
ソフトバンクテレコム「BBモバイルポイント」
SoftBank Airの場合はオプションで月額290円で公衆無線LANが使えます。
YAHOO!JAPANのYahoo!無線LANスポットに申し込むには、Yahoo会員なら月額500円、Yahoo!プレミアム会員なら月額200円です。
Yahoo!BB for Mobileでは「公衆無線LAN」は標準サービスのため、追加料金が必要なく無料で使用できます。
その他いくつか利用できるものがあります。
UQコミュニケーションズ「UQ Wi-Fi」
UQ WiMAXを契約中なら無料で利用できます。
NTT東日本「フレッツ・スポット」
フレッツ・アクセスサービス(フレッツ光ネクスト、フレッツ光ライトなど)を利用している人は月額200円で使用できます。
NTT西日本「フレッツ・スポット」
フレッツ・アクセスサービス(フレッツ光ネクスト、フレッツ光ライトなど)を利用している人は月額200円で使用できます。
JR東日本の東北新幹線は無料で使用ができるようです。
SSIDは「JR-EAST FREE Wi-Fi」を使用します。
主に訪日外国人を対象としたサービスですが、日本人も含め誰でも無料で利用が可能です。
設定の仕方について
iPhoneでの設定については、
JR東海の東海道新幹線のN700A・N70系は、
NTTドコモ「docomo Wi-Fi」
ドコモのiPhoneでSIM認証によるWi-Fi接続をする場合は、キャリアのバージョンが15.7以上であれば、本体のWi-FiをONにすれば使えます。
IDとパスワードによる接続は、
dメニューにアクセスして「My docomo」⇒「メール・パスワードなどの設定」⇒「各種設定メニューの一覧」⇒「ネットワーク関連(docomo Wi-Fi設定)」⇒「SPモードのパスワード」を入力し「認証」をタップする。
docomo Wi-FiユーザID、docomo Wi-FiパスワードやSSID/セキュリティキー(WPA2キー、WEPキー)を確認できます。
アクセスポイントエリアでiPhoneの設定アプリを起動し、「Wi-Fi」を選択します。「Wi-Fi」をONにして「0000docomo」または「docomo」を選択します。
パスワードは「0000docomo」の場合は「WPA2」のパスワードを、「docomo」の場合は「WEP」のパスワードを入力すると接続ができます。
ソフトバンクテレコム「BBモバイルポイント」
SoftBank モバイルではiPhoneでhttp://sbwifi.jp/mobilepoint1/にアクセスして設定ファイルをインストールします。
画面の指示に従ってインストールしましょう。
YAHOO!JAPANではYahoo!無線LANスポットに申し込んでYahoo!JapanIDを取得して、無線LANスポットアクセス専用パスワードを設定し、iPhoneの設定をすればOKです。
mobilepoint1で接続します。
その他にもあります。
UQコミュニケーションズ「UQ Wi-Fi」
「UQ Wi-Fiコネクト」アプリをAPP STOREからダウンロードします。(APP STOREアプリを起動し、UQ Wi-Fiコネクトと検索し、表示されたアプリを入手する)
「UQ Wi-Fiコネクト」アプリを起動し、サービス(UQ Wi-Fi(WiMAX)など)を選択し、プロファイルをインストールするかと聞かれるので「はい」を選択します。
次に「Safari」を起動します。よろしいですか?と聞かれるので「はい」を選択します。次の画面で「インストール」をタップします。
次の画面でも「インストール」をタップして、後に「完了」をタップします。(初期設定完了)
アクセスポイントエリアで「UQ Wi-Fiコネクト」アプリを起動してログインID、パスワードを入力してログイン完了します。
NTT東日本「フレッツ・スポット」
通常の設定では、
iPhoneの設定アプリを起動し、「Wi-Fi」を選択します。「Wi-Fi」をONにして「その他・・・」を選択します。
次の画面で「名前」にお申込み内容の案内に記されたSSIDを入力します。
「名前」の下にあるセキュリティをタップして暗号化方式を選択します。WEPを選択します。
前の画面に戻って、「パスワード」にお申込み内容の案内に記されたWEPキーを入力して、「JOIN」をタップします。(初期設定終了)
アクセスポイントエリアでブラウザー(Safariなど)を起動するとログイン画面が表示されるので、フレッツ・スポット認証IDとパスワードを入力して接続します。
NTT西日本「フレッツ・スポット」
「フレッツ・スポット」簡単接続アプリをAPP STOREからダウンロードすれば(APP STOREアプリを起動しフレッツ・スポットと検索し、表示されたアプリを入手する)、ログイン設定画面でフレッツ・スポット認証IDとフレッツ・スポット認証パスワードを設定すれば、アクセスポイントエリアでアプリを起動するだけで接続ができます。
通常の設定では、
iPhoneの設定アプリを起動し、「Wi-Fi」を選択します。「Wi-Fi」をONにして「その他・・・」を選択します。
次の画面で「名前」にお申込み内容の案内に記されたSSIDを入力します。
「名前」の下にあるセキュリティをタップして暗号化方式を選択します。(NTT-SPOTはWEP、NTTWEST-SPOTはWPA/WPA2 PSK(AES)、Wi2は暗号化なし、Wi2_clubはWPA/WPA2 PSK(AES))
前の画面に戻って、「パスワード」にお申込み内容の案内に記された暗号化キーを入力して、「JOIN」をタップします。(初期設定終了)
アクセスポイントエリアでブラウザー(Safariなど)を起動するとログイン画面が表示されるので、フレッツ・スポット認証IDとパスワードを入力して接続します。
JR東日本の東北新幹線は認証のためメールアドレスを登録することで、1日何回でも(1回3時間まで)接続が可能になります。
このWi-Fiにつなぐには便利なアプリがあります。
訪日外国人向けフリーWi-Fiアプリ「 Japan Connected-free Wi-fi 」というのがあるので以下の参考記事により設定してくださいね。
参考記事⇒iPhoneで無料Wifiに簡単につなぐには 使い方の注意点と対策について
まとめ
今後、新幹線のWi-Fi環境は整備されていくでしょうが、今はJR東海管轄の東海道新幹線とJR東日本管轄の東北・北陸・山形・秋田新幹線(順次整備中)に限られています。
JR東海管轄の東海積新幹線は5つのプロバイザ―に限定されていて利用料金や利用条件はいろいろありますが、JR東日本管轄の東北・北陸・山形・秋田新幹線(順次整備中)は無料で誰でも利用が可能になります、新しくできたものはサービスも拡充されていますね、今後無料Wi-Fiの拡充が進めばいいですね。
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