Apple Payの利用開始によりSuicaが交通系ICカードで最も便利になりました。
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Suicaは交通系ICカードで一番優れていると思ってますが、関西など他の地方での使用に関しては、Suicaへの変更を思いとどまらせる現実がありました。
その中でApple PayのSuicaが開始されることでSuicaが交通系ICカードで最も便利になり、これからSuicaを使い始める人が増える理由を解説します。
Contents
Apple Payの利用開始
Apple Payは2016年に利用が開始されました。
支払いが全て簡単になります。
ただ、対応機種がiPhone7以降のiPhoneとApple Watch Series 2以降のApple Watchになります。
日本人はiPhoneの利用者が多いのでApple Payが使えるとなると喜ぶ人が多いと思います。
でも、iPhone7以前の機種を使う人には関係のないことなのですが、機種変更でiPhone7以降の機種に変更するコストを払っても、Apple Pay対応機種に変えることでできるサービスの方が、よりメリットがあるように思います。
Apple製デバイス1つ持ち歩くだけで、交通機関の利用やショッピングの支払いなどを安心に簡単にスマートに済ませることができるのです。
Apple WatchにSuicaを転送するにはiPhoneが必要になります。
Apple Watchだけでは使うことができません。
ただ、この場合には、iPhoneの機種がiPhone5以降でも大丈夫な場合があります。
Apple PayのSuicaの設定
iPhone上でApple PayにSuicaを追加するには。
iPhoneの機種としては、iPhone7以降になるのだけれど、iPhone7は日本国内で購入したものでないとだめのようです。
iPhone7の場合は他の外国で購入した場合はSuicaを追加できないようです。
まあ、そんな人はいないでしょうが、もしまれに外国で購入していたら、Suicaは設定できないのです。
そして、iOSのバージョンは最新バージョンにしておきましょう。
次に、iPhoneの設定で「一般」⇒「言語と地域」で地域が「日本」に設定されていることが必要です。
追加するSuicaの種類は、1.Suica(無記名式)、2.My Suica(記名式)、3.Suica定期券になります。
プラスチックカードのSuicaをiPhoneに追加する方法は以下のようになります。
1)Wallet App を開いて、プラス記号をタップします。(画面右上にあります。)
2)次の画面で「Suicaやクレジットカード、プリベイドカードを追加すると、iPhoneでApple Payを使って交通機関を利用したり街中の店やネットショップで安心・簡単にお支払いができます。」と出ますので右上にある「次へ」をタップします。
3)プラスチックカードの裏面に下部に記載されているSuicaの番号の下4桁を「カード番号」欄に入力します。
ここでMy SuicaやSuica定期券の場合は購入時に入力した生年月日も入力します。
それから「次へ」をタップして利用条件を読み、同意する場合は「同意する」をタップします。
4)iPhoneの上部をカードを読み取るために、カード中央部に置きます。しばらくそのままにしておきます。
この操作でデーターの転送が完了したら、iPhoneでSuicaを使うことができます。
Apple Payに最初に追加したSuicaが自動的にエクスプレスカードになります。
Face ID、Touch ID、またはパスコード不要でSuicaが使えるのです。
Apple Payに登録したSuicaはもうプラスチックカードとしては使えなくなります。(廃棄可能です。)
そして同じSuicaを複数のデバイスに同時に入れておくことができません。
他のデバイスに入れる時は転送することになります。
しばらくすると、Suicaの預り金(デポジット)500円分がApple PayのSuicaの残額に追加されます。
SuicaをApple Watchに追加するには。
Apple Watch単体ではSuicaを追加できないので、対応しているiPhoneも必要になります。
Apple WatchはSeries 2以降が必要になりますが、Series 2は日本国内で購入したものであることが必要です。
Apple WatchのwatchOSも最新バージョンにしておきましょう。
まず、iPhone上でApple Watch Appを起動して、「WalletとApple Pay」で「カードを追加」をタップします。
あとは、iPhoneの登録の仕方どうりに操作するとApple Watchに追加されます。
JR東日本のSuica AppでSuicaを新規作成(新規発行)してApple Watchに追加することもできます。
この時に必要になるiPhoneはiPhone5以降でもOKです。
iphone5以降のiPhoneにSuica AppをApp Storeからインストールします。
そのSuica AppでSuicaを新規発行して、Apple Watchに転送します。
これでApple WatchでSuicaが使えるようになりました。
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Suicaが最も便利な交通系ICカードに
これまでは、Suicaを他の地域で使えばポイント付与や割引、オートチャージのサービスなどがありませんでした。
その地域で通常使われる他の交通系ICカード独自のポイント制度や割引、オートチャージサービスなどがあり、Suicaで電車やバスには乗れますが、Suicaを使うよりもお得感がありました。
一般的に交通系ICカードは、もともとの提供エリアでしかお得にならないのが通説でした。
*エリア外でポイント制度やオートチャージが使えない。
JR西日本エリアではICOCAなどを使う方が一番お得になっていたので、誰もSuicaに変えようとは思いませんでした。
Suicaで支払える店などがいっぱいあるにもかかわらずです。
この状況を変えたのが、Apple PayのSuicaの登場です。
日本人はAndoroidよりもiPhoneを使っている人の方が多く、モバイルSicaが使えなかったiPhoneユーザーがiPhoneでもその機能を使えるようになったからです。
モバイルにサービスを提供しているのがSuicaだけなので、他の交通系ICカードとの差別化がグンと進むことになりました。
モバイルSuica(Apple PayのSuicaも含む)を使うと携帯電話を使って電車に乗れたり、お店で買い物をすることができるようになります。
Apple Payに最初に追加したSuicaが自動的にエクスプレスカードになります。
(変更は「設定」⇒「WalletとApple Pay」で設定変更します)
エクスプレスカードになっていれば、Face ID、Touch ID、またはパスコード不要でSuicaが使えるので、改札機の読み取り部分にかざすだけで改札を出入りできます。
このときにはデバイス(iPhoneやApple Watch)の電源さえ入っていればOKです、スリープやロックを解除したりAppを起動する必要はありません。
改札を出入りする場合はネットにつながっている必要もありません。「完了」の文字とチェックマークが画面に表示されます。
Suicaに対応しているお店では、Suicaで払いますと告げましょう。(場合によっては端末画面の操作がいる場合もあります。)
エクスプレスカードになっていれば、Face ID、Touch ID、またはパスコード不要でSuicaが使えるので、非接触型リーダーにかざし「完了」の文字とチェックマークが画面に表示されるまで待ちます。
デバイス(iPhoneやApple Watch)の電源さえ入っていればOKです、スリープやロックを解除したりAppを起動する必要はありません。
iPhoneの機種の問題がありますが。
iPhoneにSuicaを追加していれば、日本全国どこでも携帯電話でチャージが可能になります。(4:00から翌日2:00まで)
モバイルSuicaで日本全国どこでチャージや買い物をしてもJRE POINTがもらえます。
もし、ビューカードと連携していれば、
日本全国でオートチャージ(設定すれば可能:4:00から翌日2:00まで)が可能になるし、チャージや買い物でのJRE POINTが通常の3倍(還元率1.5%)もらえます。
JRE POINTは1ポイント=1円相当で、Suicaにもチャージができます。
もちろん、チャージするときはネットにつながれている必要がありますよ。
ビューカードで使い方次第で、実質、年会費が無料になるカードがあります。
ビックカメラSuicaカードです。
初年度年会費無料で、次年度より前年度の使用が1回以上のときは無料になります。
参考記事⇒ビックカメラSuicaカードのポイントとは VIEW ALTTEを使わずにSuica電子マネーに交換 その方法について
参考記事⇒ビックカメラSuicaカードのポイント Suicaへのチャージとその方法とは
まとめ
Apple PayのSuicaが開始されたことで、iPhoneなどにSuicaを追加することで、Suicaを全国で便利に安全にお得に使えるようになりました。
これからはSuicaの時代と言っていいでしょう。
iPhoneなどは新しい機種にする必要がありますけどね。
参考記事⇒モバイルSuicaに登録できるクレジットカード ビューカードを登録するメリットについて
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